英Raspberry Pi財団はこのほど、ワンボードPC「Raspberry Pi」シリーズの最新モデル「Raspberry Pi 400」の発表を行った。
今回のモデルではキーボード一体型筐体を採用しているのが特徴で、電源ケーブルと映像出力(HDMI)を接続するだけで利用が可能。プロセッサは従来モデル(Pi 4B)より性能を向上し、動作周波数を1.8GHzに引き上げている。
メモリは4GBを内蔵。ギガビット対応有線LAN、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 5.0、micro HDMI映像出力、40ピンGPIOコネクター、microSDスロットも利用可能だ。
日本国内では、代理店のケイエスワイとスイッチサイエンスが取り扱いを発表しており、2021年以降に販売が行われる予定となっている。ケイエスワイが発表した予想実売価格はRaspberry Pi 400単体モデルが8750円、USB/micro HDMIケーブルやマウス、OS書き込み済みmicroSDなどを付属した「Raspberry Pi 400 キット」が1万2500円の見込みだ(税別)。
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