高性能CPU搭載でキーボードも一体化した「Raspberry Pi 400」 国内では2021年発売予定

» 2020年11月04日 11時21分 公開
[ITmedia]

 英Raspberry Pi財団はこのほど、ワンボードPC「Raspberry Pi」シリーズの最新モデル「Raspberry Pi 400」の発表を行った。

photo
photophoto Raspberry Pi 400

 今回のモデルではキーボード一体型筐体を採用しているのが特徴で、電源ケーブルと映像出力(HDMI)を接続するだけで利用が可能。プロセッサは従来モデル(Pi 4B)より性能を向上し、動作周波数を1.8GHzに引き上げている。

 メモリは4GBを内蔵。ギガビット対応有線LAN、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 5.0、micro HDMI映像出力、40ピンGPIOコネクター、microSDスロットも利用可能だ。


 日本国内では、代理店のケイエスワイとスイッチサイエンスが取り扱いを発表しており、2021年以降に販売が行われる予定となっている。ケイエスワイが発表した予想実売価格はRaspberry Pi 400単体モデルが8750円、USB/micro HDMIケーブルやマウス、OS書き込み済みmicroSDなどを付属した「Raspberry Pi 400 キット」が1万2500円の見込みだ(税別)。

関連キーワード

Raspberry Pi | キーボード | IEEE802.11ac


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月25日 更新
  1. ワコムが有機ELペンタブレットをついに投入! 「Wacom Movink 13」は約420gの軽量モデルだ (2024年04月24日)
  2. 16.3型の折りたたみノートPC「Thinkpad X1 Fold」は“大画面タブレット”として大きな価値あり (2024年04月24日)
  3. 「IBMはテクノロジーカンパニーだ」 日本IBMが5つの「価値共創領域」にこだわるワケ (2024年04月23日)
  4. 「社長室と役員室はなくしました」 価値共創領域に挑戦する日本IBM 山口社長のこだわり (2024年04月24日)
  5. Googleが「Google for Education GIGA スクールパッケージ」を発表 GIGAスクール用Chromebookの「新規採用」と「継続」を両にらみ (2024年04月23日)
  6. バッファロー開発陣に聞く「Wi-Fi 7」にいち早く対応したメリット 決め手は異なる周波数を束ねる「MLO」【前編】 (2024年04月22日)
  7. ロジクール、“プロ仕様”をうたった60%レイアウト採用ワイヤレスゲーミングキーボード (2024年04月24日)
  8. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
  9. ゼロからの画像生成も可能に――アドビが生成AI機能を強化した「Photoshop」のβ版を公開 (2024年04月23日)
  10. MetaがMR/VRヘッドセット界の“Android”を目指す 「Quest」シリーズのOSを他社に開放、ASUSやLenovoが独自の新ハードを開発中 (2024年04月23日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー