2つの純正キーボードで第4世代「iPad Air」の使い勝手をチェックした:ノートPCライクに使えるのはどっち?(6/6 ページ)

» 2020年11月04日 12時00分 公開
[山口真弘,ITmedia]
前のページへ 1|2|3|4|5|6       

選択の鍵を握るのは?

 最後に、意外と選び方に影響を与えるかもしれないのが奥行きだ。画面(iPad Air)を最大まで傾けた状態では、奥行きはMagic Keyboardが約25cm、Smart Keyboard Folioが約20cmと、かなりの差がある。これだけを見れば、例えば列車などで座席背面のテーブルに乗せて使うには、後者の方が有利なように思えるが、実はそうではない。

 というのも、Magic Keyboardは奥行きの中にパームレストが含まれているのに対して、Smart Keyboard Folioはそうではなく、手のひらを支えるスペースが手前にないと、長時間のキー入力が苦痛だからだ。またMagic Keyboardは、画面を限りなく垂直に立てれば、奥行きを20cm程度に抑えられるので、奥行きに制限がある場所ではむしろMagic Keyboardの方が有利だ。

 以上、いろいろな要素から向き不向きを考察したが、いずれにしても、単純に「Magic Keyboardが上位モデル、Smart Keyboard Folioが下位モデル」という位置付けではなく、どちらを選ぶかは利用スタイル次第だ。両者を所有し、用途によって使い分ける人がいてもなんら不思議ではない。そうした点を把握した上で、自分に合った製品をチョイスするのがよさそうだ。

iPad Air 4 従来の第3世代iPad Airでは、Smart Keyboardのキーボード部を背面に格納し、このようなスタンド形状で運用できたが、今回紹介した2製品はいずれもこのスタイルをサポートしていない
iPad Air 4 どちらの製品も上部にApple Pencil(第2世代)を吸着させて充電が行える。今回紹介したキーボード2製品はペン入力に適した傾きにはならないので、iPad Airを取り外して使うことになるだろう
前のページへ 1|2|3|4|5|6       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月25日 更新
  1. 新型「Mac mini」「Mac Studio」徹底レビュー! ローカルAIはついに“実用域”へ エージェントAIに事務仕事を任せて分かった驚異の進化 (2026年09月22日)
  2. “AIスマホ”としての個性がより鮮明に 望遠カメラ刷新&AI処理が飛躍した「Pixel 11 Pro」 の実力とベンチマーク結果を検証 (2026年09月24日)
  3. ロジクールGの新型マウス「PRO X3 SUPERSTRIKE」や8K対応キーボード「PRO X2 RAPID」を見てきた (2026年09月24日)
  4. なぜ競技用ゲーミングPCは光らない? HPSC久木留所長とマウス軣社長が語るアスリート支援の未来 (2026年09月24日)
  5. AndroidとChromeOSが融合した次世代PC「Googlebook」の実機を見てきた ――AI統合で何が変わるのか? (2026年09月25日)
  6. QualcommのSnapdragon Xシリーズが「Googlebook」に進出 DellとHPから搭載モデルが登場 (2026年09月24日)
  7. 12インチ「Surface Pro」と13インチ「Surface Laptop」に個人向けの第2世代が登場 Snapdragon X2 Plus搭載でメモリは最大24GBに (2026年09月24日)
  8. フルHD/300Hz駆動で3万円台!? 「GigaCrysta」新モデル&驚きのコンセプト機が並んだアイオーブースを一挙紹介 (2026年09月23日)
  9. 3万円台で充電ケースにディスプレイとAIレコーダー機能を内蔵! Anker「Soundcore Liberty 5 Pro Max」の気になる実力と使い勝手を試す (2026年09月23日)
  10. 天空がCore Ultra 5を搭載した10.51型2in1ノート「TENKU Note Pro AI」を発売 (2026年09月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー