あまりに自然に実現しているので、気が付かない人がいるかもしれないが、これまでどのヘッドフォンでも実現していなかった技術だ。まさに音のVR(バーチャルリアリティー)、あるいは音のAR(仮想現実)とも呼べそうなすごい技術だ。残念ながら、最も手頃なAirPodsでは利用できない機能だが、この機能の質が、音質も優れたAirPods Maxでさらにどのように進化するのかも楽しみなところだ。
ちなみに、AirPods Maxの動作時間は連続20時間だが、これはプロセッサパワーを消費するノイズキャンセル機能や空間オーディオ機能をオンにした状態での動作時間で、実際の利用でどこまで持つのかも気になるところではある。
どこかFENDIの人気バッグ「Peekaboo iconic」を思わせる付属のスマートケースに入れておくと、埋め込まれたマグネットで超低消費電力モードに切り替わり、使用していない間の電力を温存してくれる。
唐突な発表から1週間後となる、12月15日から発売されるAirPods Max。シルバー、スペースグレイ、スカイブルー、ピンク、グリーンという5色、税別6万1800円でAppleのMaxが詰まったヘッドフォンだ。期待度Maxでレビューできることを楽しみにしている。
オーバーイヤー型の「AirPods Max」が12月15日発売 ノイキャン対応で6万1800円
PC業界の常識を壊す、Apple M1プロセッサ搭載Mac
圧倒的魅力の12 mini、圧倒的スペックの12 Pro Maxが加わり悩ましくなった2020年のiPhone選び
「Apple M1」のMacBook AirとPro、Mac miniを3台まとめて実力チェック 驚異的な性能が明らかに
M1搭載MacBook Airは、最低スペックでもIntel版MacBook Proを寄せ付けない性能だったCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.