NECパーソナルコンピュータ(NECPC)は1月19日、12.5型ノートPC「LAVIE N12」、14型ノートPC「LAVIE N14」と15.6型ノートPC「LAVIE N15」の新モデルを発表した。いずれのモデルも第11世代Coreプロセッサ(開発コード名:Tiger Lake)を採用し、ヤマハ製の音響システム「AudioEngine」をバージョンアップすることで特にテレワーク(Web会議)の快適性を高めたことが特徴だ。
LAVIE N12は大学生を中心とする若者をターゲットとしたモバイルノートPCだ。同様のコンセプトを持つ「LAVIE Note Mobile」の2020年春モデルをベースに、CPUの刷新を始めとする機能強化を施したモデルとなる。
店頭販売モデルは「N1255/BA」と「N1275/BA」の2モデルを用意し、ボディーカラーはネイビーブルー、メタリックピンク、パールホワイトの3つから選択できる。想定販売価格はN1255/BAが14万4800円程度(税別、以下同)、N1275/BAが15万9800円程度だ。
なお、LAVIE N12のWeb直販モデル「LAVIE Direct N12」については、ボディーカラーとして「パールブラック」も選択できる。
CPUはN1255/BAがCore i5-1130G7Core i5-1130G7(1.8G〜4/3.4GHz、4コア8スレッド)、N1275/BAがCore i7-1160G7(900M/2.1G〜4.4G/3.6Hz、4コア8スレッド)となる。メインメモリはLPDDR4X規格のデュアルチャネル構成で、両モデル共に8GBを備える。SSDはPCI Express接続のSSDで、容量はN1255/BAが256GB、N1275/BAが512GBとなる。OSはWindows 10 Home(64bit)をプリインストールし、Office Home & Business 2019のライセンスも付属する。
ディスプレイはフルHD(1920×1080ピクセル)の12.5型IPS液晶だ。ディスプレイ上部には赤外線(IR)撮影機能を一体化した92万画素Webカメラを搭載しており、Windows Helloの顔認証に対応する。
ポート類は本体背面にイヤフォン/マイクコンボジャック、SDメモリーカードスロット、HDMI出力端子、USB 3.0 Type-A端子×2(1基は常時給電対応)とUSB 3.1 Type-C端子を備える。USB 3.1 Type-C端子はUSB Power Delivery(USB PD)による電源入力とDisplayPortによる映像出力を兼ねる。
USB 3.1 Type-C端子のDisplayPort出力対応は先代からの機能強化点となる。USB Type-C接続のドッキングステーションなどを用意すれば、ケーブル1本で電源供給と映像出力をまかなえる。
ワイヤレス通信はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)とBluetooth 5.0に対応している。MAMORIO(マモリオ)との提携により、Bluetoothを利用した紛失防止機能も備える。この機能は有効化してから2年間は無償利用可能で、有償で3年目以降も利用可能だ(年額500円程度になる見込み)。
ボディーサイズは約289(幅)×192(奥行き)×18(厚さ)mmで、重量は約953gとなる。バッテリー駆動時間(JEITA 2.0)は最長で約11.2時間となる。新たにモダンスタンバイに対応し、スリープからの復帰がより高速となった。
LAVIE N14は家の中でノートPCを持ち運ぶ使い方を想定した「ちょこっとモバイルPC」という位置付けだ。今回の新モデルは同様のコンセプトを持つ「LAVIE Home Mobile」の2019年秋冬モデルをベースに、CPUの刷新を始めとする機能強化を施したモデルとなる。
店頭販売モデルはIntel CPUを搭載する「N1475/BA」とAMD APU(GPU統合CPU)を搭載する「N1435/BA」の2モデルを用意し、ボディーカラーはネイビーブルーとパールホワイトの2つから選択できる。想定販売価格はN1435/BAが13万9800円程度、N1475/BAが18万4800円程度となる。
なお、LAVIE N14のWeb直販モデル「LAVIE Direct N14」については、ボディーカラーとして「パールブラック」も選択できる。最小構成の想定販売価格は11万1000円程度となる見込みだ。
CPUはN1435/BAがRyzen 3 3250U(2.6G〜3.5GHz、2コア4スレッド)、N1475/BAがCore i7-1165G7(1.2G/2.8G〜4.7G/4.1GHz、4コア8スレッド)となる。メインメモリはDDR4規格のSO-DIMMで、両モデルともに8GBを備える。「メインメモリ増設サービス」を利用すれば、最大で16GBまで拡張可能だ。ストレージはPCI Express接続のSSDで、容量はN1435/BAが256GB、N1475/BAが512GBとなる。OSはWindows 10 Home(64bit)をプリインストールし、Office Home & Business 2019のライセンスも付属する。
ディスプレイはN1435/BAがフルHDの14型液晶、N1475/BAがフルHDの14型IPS液晶となる。ディスプレイ上部には92万画素Webカメラを搭載しており、N1475/BAではIR撮影ユニットを統合することでWindows Helloの顔認証に対応する。
ポート類は左側面に電源入力端子、SDメモリーカードリーダー、イヤフォン/マイクコンボジャックを、右側面にUSB 3.1 Type-C端子、USB 3.0 Type-A端子×2(1基は常時給電対応)、HDMI出力端子と有線LAN端子を備えている。ワイヤレス通信はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)とBluetooth 5.0に対応している。
ボディーサイズは約327(幅)×225.7(奥行き)×19.2(厚さ)mmで、重量はN1235/BAが約1.46kg、N1475/BAが約1.47kgとなる。バッテリー駆動時間(JEITA 2.0)は約12時間だ。
LAVIE N15は2020年夏モデルとしてAMD APUを搭載する構成が登場しているが、今回の新モデルはIntel CPU搭載構成となる。
店頭販売モデルは「N1535/BA」と「N1575/BA」の2モデルを用意し、ボディーカラーはネイビーブルー、パールホワイト、カームレッドの3つを用意する。想定販売価格はN1535/BAが14万9800円、N1575/BAが18万9800円となる。
CPUはN1535/BAがCore i3-1115G4(1.7G /3G〜4.1GHz、2コア4スレッド)、N1575/BAがCore i7-1165G7となる。メインメモリはDDR4規格のSO-DIMMで、両モデル共に8GBを備える。メインメモリ増設サービスを利用すれば、最大32GBまで増設可能だ。ストレージはPCI Express接続のSSDで、容量はN1535/BAは256GB、N1575/BAが512GBとなる。光学ドライブはN1535/BAがDVDスーパーマルチドライブ、N1575/BAがBlu-ray Discドライブを備えている。OSはWindows 10 Home(64bit)をプリインストールし、Office Home & Business 2019のライセンスも付属する。
ディスプレイはN1535/BAがフルHDの15.6型液晶、N1575/BAがフルHDの15.6型IPS液晶となる。ディスプレイ上部には92万画素Webカメラを搭載しており、N1475/BAではIR撮影ユニットを統合することでWindows Helloの顔認証に対応する。
ポート類は左側面に電源入力端子、有線LAN端子、HDMI出力端子、USB 3.1 Type-C端子、USB 3.0 Type-A端子×2(1基は常時給電対応)とイヤフォン/マイクコンボジャックを備えている。ワイヤレス通信はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)とBluetooth 5.0に対応している。
ボディーサイズは約362.4(幅)×253.8(奥行き)×22.7(厚さ)mmで、重量は約2.1kgとなる。バッテリー駆動時間(JEITA 2.0)は約7時間だ。
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