東京都で最初の外出自粛要請が出る前までは、フリーランスの割には外で仕事をする機会が多かった。そのため、自宅用よりも携帯して使う機材にお金をかけており、「空き巣に入られるより、普段持ち歩くバックパックを取られる方がダメージ大きいわ〜」などと考えていた。
しかし、再度の緊急事態宣言の中で、今はほぼ引きこもりの日々だ。あれからかなりの年月が経過し、家の中に「盗まれると困る」ものが増えてきた。
そこで、家から離れているときにドアの開閉がないかを見守れるよう、「ドアセンサー」を導入することにした。選んだのは「【+Style ORIGINAL】スマートセンサー(ドア・窓)」(以下、スマートセンサー)だ。
スマートセンサーは、本体と磁石という2つの部品から構成されている。お互いが接触していれば「閉」状態、離れていれば「開」状態となり、スマホへは開閉時に通知が届く仕組みだ。また、現在の状態もスマホアプリで確認できるため、開けっ放しにしていないかを離れた場所から把握できる。
電源は単4形乾電池が2本だ。裏ぶたが電池カバーになっており、本体上部のラッチを押しながら開けると、電池ボックスが現れる。その左上にある黒いポッチはリセットボタンで、アプリからスマートセンサーを検索するときや、Wi-Fiルーターの設定を変更したいとき、人に譲るときなどに、約5秒の長押しをして使う。
電池のもちは、1日20回通知した場合で約3カ月だ。残量は、アプリ内で当該デバイスを開けば、開閉状態とともに常時表示されるし、アプリをわざわざ開かなくとも、交換のタイミングで通知されるという。「そろそろ切れるかな?」という心配をしなくていいのは楽である。
パッケージ内容は、本体の他に、単4形乾電池×2、カット済み両面テープ×3、両面テープを貼付できない場所へ取り付けるためのネジ×4、そして取扱説明書だ。
両面テープが、ドアセンサーの大きさに合わせてカットされていたのがありがたい。輪郭に沿って印をつけ、カットするという工程があったら、面倒になり、ずっと使わないでいたかもしれないほどだ。
なお、このスマートセンサーは「開いた」「閉じた」というものだけでなく、「いたずら検知」も通知してくれる。これは、本体裏にあるゴムタイヤのようなダンパーシステムスイッチが、押し込まれた状態(ドアや壁などに取り付けられている状態)から解放された状態(取り外された状態)になるなど、異変を検知して知らせるものだ。開いた通知が送信されないよう、本体と磁石を接触させたままドアから取り外したとしても、「いたずら検知」通知が送信されるようになっている。
こんなに小さなアイテムでも、高い安心感が得られるということに納得したところで、セッティングをしていこう。
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