せっかく「スマート」なセンサーを導入したのだから、スマートスピーカーと連携させたくなった。私が愛用しているAIアシスタントはAmazonが提供しているAlexaだ。キッチンと仕事部屋にはサイズの違うEcho Show、寝室にはEcho Spot、玄関にはEcho Flexを配置している。
「Alexa、掃除機を動かして」と言えば、ルンバやその他のロボット掃除機が掃除を始めるし、「Alexa、おやすみ」と言えば、家中の照明を一気に消灯する。
スマートセンサーに対して、どのようなコマンドが使えるのかは分からないし、そもそもスマートホームデバイスとして登録できるのかも不明だったので、試してみることにした。
Alexaで扱えるデバイスを追加するには、スマートフォンのAlexaアプリが手っ取り早い。アプリを開いたら、最下段にある「デバイス」ボタンをタップしてから、右上の「+」ボタンを押す。すると、追加できるもののリストが下方からせり上がってくるので、ここでは「デバイスを追加」をタップする。
次に表示されるのは、「セットアップするデバイスの種類」画面だ。何を追加したいかをここから選んでいく。残念ながら、+styleのスマートセンサーはリストにないため(原稿執筆時)、スクロールして一番下にある「その他」をタップしよう。
Alexaアプリの「デバイス」を開き、右上に表示される「+」アイコンをクリック(左)。こちらからさまざまなものを追加できるが、今回は「デバイスを追加」していく(中央)。スマートセンサーなど、デバイスリストにないものは、下方向にスクロールして「その他」を選ぶ(右)すると、「デバイスをAlexaに接続」画面に遷移する。ここで「デバイスを検出」をタップし、スマートセンサーがAlexaに対応していれば、しばらく待つことで検索結果に表示される。ここでも、Alexaアプリを操作しているスマホとスマートセンサーを、ルーターの同じ周波数帯に接続しておこう。
検索の結果、「接触センサー」としてスマートセンサーが検出されたので、「デバイスをセットアップ」していく。今回は、「玄関」グループに追加したが、グループに追加せずにセットアップを終了しても構わない。設定が終わると、+styleアプリで設定した名前「ドアセンサー」として、Alexaに認識されるようになる。
「デバイスを検出」をタップする前に(左)、できればWi-Fiルーターの2.4GHz帯のアクセスポイントにスマホが接続されているかを確認しておこう。デバイスの検出が行われ(中央)、接触センサーとして無事に接続された(右)そもそも、ドアセンサーはドアが開いたとか閉まったとか、今開いているとか、そういうことを知らせるだけのものであり、何かアクションをするようなものではない。
試しに「Alexa! ドアセンサーの状態を教えて」と言ってみたが、どうにも要領を得ない。「それにはまだ対応していません」という答えが返ってくるのだ。そこで今度は質問を変えて「ドアセンサーは開いている?」と聞いてみた。すると「ドアセンサーは閉まっています」と正しい反応が返ってきた。
今後は「開いている?」「閉まっている?」ではなく、最初に質問した「ドアセンサーの状態を教えて」というコマンドで反応できるようになることを期待したいところだ。
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