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» 2021年03月23日 15時00分 公開

「ThinkPad X/Tシリーズ」の2021年モデルが登場 第11世代Coreプロセッサ(Tiger Lake)を搭載 Web会議ニーズを反映した機能強化も(1/2 ページ)

ThinkPadのメインストリームを担う「Xシリーズ」と「Tシリーズ」の2021年モデルが登場する。Web会議ニーズを踏まえて、一部のモデルでは1080p(フルHD/1920×1080ピクセル)撮影に対応するWebカメラを搭載できるようにした。

[井上翔,ITmedia]

 レノボ・ジャパンは3月23日、ノートPC「ThinkPad Xシリーズ」「ThinkPad Tシリーズ」の2021年モデルを発売した。いずれも第11世代Coreプロセッサ(開発コード名:Tiger Lake)を搭載し、企業向けの管理/セキュリティ機能を付加したIntel vProテクノロジーに対応するCPUも選択できる。また、Web会議で使う際の快適性を改善する改良も加えられた。

 なお、記事中の価格は全て税込みで表記する。

新製品 2021年のThinkPadのポートフォリオ。ThinkPad X12 Detachable以外の白い点線で囲まれたモデルが、新製品が登場するモデルとなる

ThinkPad X13 Gen 2

 ThinkPad X13は、13.3型クラムシェル型ノートPC「ThinkPad X13」の第2世代となる。ディスプレイのアスペクト比は16:10となり、オフィスソフト利用時の利便性を向上させた。最小構成の直販標準価格は20万5700円となる。

X13 Gen 2 ThinkPad X13 Gen 2は、ディスプレイのアスペクト比を16:10とした(写真は日本では未発売となるイギリス英語キーボードを搭載する構成)

 直販のカスタマイズ(CTO)モデルでは、CPUを以下のいずれかから選択できる。

  • Core i3-1115G4(3GHz〜4.1GHz、2コア4スレッド)
  • Core i5-1135G7(2.4GHz〜4.2GHz、4コア8スレッド)
  • Core i5-1145G7(2.6GHz〜4.4GHz、4コア8スレッド、vPro付き)
  • Core i7-1165G7(2.8GHz〜4.7GHz、4コア8スレッド)
  • Core i7-1185G7(3GHz〜4.8GHz、4コア8スレッド、vPro付き)

 メインメモリはLPDDR4X規格のオンボードで、CTOモデルでは容量を8GB、16GB、32GBから選択できる。SSDはPCI Express接続で、CTOモデルでは容量を256GB、512GB、1TB、2TBから選択できる。

 ディスプレイは13.3型IPS液晶で、先述の通りアスペクト比は16:10となる。CTOモデルでは、以下のいずれかの構成を選べる。

  • WUXGA(1920×1200ピクセル)/タッチ非対応
  • WUXGA/タッチ対応
  • WUXGA/タッチ非対応/電子プライバシーフィルター付き
  • WQXGA(2560×1600ピクセル)/タッチ非対応

 WUXGAディスプレイを搭載する構成の一部では、カーボン素材を用いたボディーも選択できる。カーボン天板を選択した場合、本体の奥行きと厚みは微増する一方で、本体重量は約500gほど軽くなる(詳しくは後述)。

 ポート類は、左側面にThunderbolt 4(USB4)端子×2、イーサネット拡張コネクター2、HDMI出力端子、USB 3.0 Type-A端子(常時給電対応)とイヤフォン/マイクコンボジャックを、右側面にスマートカードリーダー(オプション搭載時)とUSB 3.0 Type-A端子を備える。

 Thunderbolt 4端子はUSB Power Delivery(USB PD)による電源入力とDisplayPort Alternate Modeによる映像出力を兼ねている。イーサネット拡張コネクター2は別売(※)のアダプターを装着することで有線LANポートとして利用できる。なお、Thunderbolt 4端子のうち右側にあるものとイーサネット拡張コネクター2は“一体化”されており、別売の「ThinkPad プロ ドッキングステーション」の接続に対応する。

 ワイヤレス通信はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)とBluetooth 5.1に対応する。LTEモジュール、または5G/LTEモジュールも搭載可能だ。

(※)CTOモデルでは付属も可能(以下同)

左側面 左側面
右側面 右側面

 ディスプレイの上部にはThinkShutter(物理シャッター)付きのWebカメラを搭載している。搭載しているカメラは、モデルによって以下のいずれかとなる。

  • 720p(1280×720ピクセル)撮影対応
  • 1080p(1920×1080ピクセル)撮影対応/赤外線(IR)撮影ユニット付き

 指紋センサー付きの電源キーを搭載するモデルでは、Windows Helloの指紋認証を利用できる。1080pカメラを搭載している構成では、Windows Helloの顔認証も利用可能だ。

キーボード回り キーボードはGen 1から少しデザインが変わっている。電源キーはキーボードの右上にある(写真は米国英語キーボードのバックライトなし構成:開発途上のバージョン)

 CTOモデルでは、バッテリー容量は41Wh(3セル)か54.7Wh(4セル)から選択できる。駆動時間(JEITA 2.0)は、41Wh構成が最大17.8時間、54.7Wh構成が最大24時間となる。ボディーのサイズと重量(最軽量時)は、構成によって以下の通り異なる。

カーボンモデル(WUXGA液晶構成の一部で選択可能)

  • サイズ:約305.8(幅)×217.39(奥行き)×18.97(厚さ)mm
  • 重量:約1.19kg(41Whバッテリー構成)/約1.26kg(54.7Whバッテリー構成)

PPS樹脂モデル

  • サイズ:約305.8(幅)×217.06(奥行き)×18.19(厚さ)mm
  • 重量:約1.21kg(WQXGA液晶+41Whバッテリー構成)/約1.25kg(WUXGA液晶+41Wh液晶構成)/約1.26kg(WQXGA液晶+54.7Whバッテリー構成)/約1.31kg(WQXGA液晶+54.7Whバッテリー構成)

ThinkPad X13 Yoga Gen 2

 ThinkPad X13 Yoga Gen 2は、13.3型コンバーチブル式2in1ノートPC「ThinkPad X13 Yoga」の第2世代となる。先述のThinkPad X13 Gen 2をベースとしており、ディスプレイのアスペクト比は16:10となった。最小構成の直販標準価格は22万8800円だ。

X13 Yoga Gen 2 ThinkPad X13 Yoga Gen 2(左は反射抑制液晶、中央は電子プライバシーフィルター付き液晶、右は非光沢液晶を搭載。いずれも米国英語キーボード構成)

 CTOモデルでは、CPUをCore i5-1135G7、Core i5-1145G7、Core i7-1165G7、Core i7-1185G7から選択できる。メインメモリはLPDDR4X規格のオンボードで、CTOモデルでは容量を8GB、16GB、32GBから選択できる。SSDはPCI Express接続で、CTOモデルでは容量を256GB、512GB、1TB、2TBから選択可能だ。

 ディスプレイはタッチ操作とペン入力に対応した13.3型IPS液晶で、先述の通りアスペクト比は16:10となる。CTOモデルでは、以下のいずれかの構成を選べる。

  • WUXGA/反射抑制
  • WUXGA/非光沢
  • WUXGA/非光沢/電子プライバシーフィルター付き
  • WQXGA/ブルーライト軽減
非光沢 ペン操作に対応しつつも、非光沢加工としたパネルを用意した(左は電子プライバシーフィルターを有効、右は無効としている)
プライバシーフィルター 電子プライバシーフィルター付きの構成でフィルターを有効化すると、斜め方向からの画面の視認が困難になる

 指紋センサーは電源キーに一体化する形で標準搭載されている。キーボードのバックライトも標準搭載だ。ワイヤレス通信はWi-Fi 6とBluetooth 5.1に対応する。LTEモジュールを搭載する構成も用意する。

 バッテリー容量は41Wh(3セル)で、駆動時間(JEITA 2.0)は最大約18.9時間となる。ボディーのサイズは約305(幅)×213.9(奥行き)×15.85(厚さ)mmで、最軽量構成の重量は約1.2kgとなる。

 その他の主な仕様はThinkPad X13 Gen 2と同様だ。

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