マウスコンピューターは3月31日、日本eスポーツ連合(JeSU)公認のデスクトップPC2機種を発表した。今回発表されたのは、標準モデルとなる「G-Tune EN-ZJ」と、ハイスペックモデルとなる「G-Tune HN-ZJ」の2機種。いずれもマウスコンピューターの特設サイトから購入できる。BTOにも対応しており、メモリやSSDのアップグレードが可能だ。
これら2モデルは、ゲームプレーヤーと運営サイドの両方からの意見を集約して作ったという。
プロゲーマーからヒアリングしたところ、FPSなどのフレームレートを重視するゲームでは、意図的に画質設定を落とすこともあるという声があった。そこで、最低設定の画質における「最低」「平均」「最高」のフレームレートを計測し、平均で120fps以上となることをJeSU公認スペックの要件とした。
また、大会を運営する法人などからは、配信を考慮するとゲーム画面の最大フレームレートは固定されていることが望ましいという意見が出た。そこで、最大60fps以上となることをJeSU公認スペックの要件とした。
これらの要件を満たしたPCが「JeSU公認PC」であり、今回の発表に至ったわけである。
3月31日現在、JeSUのプロライセンス認定タイトルのうち、「eFootball ウイニングイレブン 2021 SEASON UPDATE」(コナミデジタルエンタテインメント、※)、「グランブルーファンタジー ヴァーサス」(Cygames)、「ストリートファイターV チャンピオンエディション」(カプコン)と「DEAD OR ALIVE 6」(コーエーテクモゲームス)の4つが検証済み(対応)とされている。今後も、JeSUやタイトルの権利者との交渉をしつつ、検証済みタイトルは増やしていくとのことだ。
(※)海外版(eFootball PES 2021 SEASON UPDATE)で検証
今回発表されたJeSU公認PCは、今後JeSUが主催する大会でも利用される。地方のゲーム大会への貸し出しなどを検討しているという。
公認PCでは、最大5年間の延長保証にも加入できる。長期間に渡り利用する際にも安心だ。
両製品のオンライン発表会では、プロゲーマーの板橋ザンギエフ選手とナウマン選手によるストリートファイターV チャンピオンエディションのエキジビションマッチも行われた。
結果は、2マッチ共に板橋ザンギエフ選手の勝利となった。
ストリートファイターV チャンピオンエディション:©CAPCOM U.S.A., INC. 2016, 2020 ALL RIGHTS RESERVED.
マウスコンピューターは4月14日11時まで、「mouse」「G-Tune」「DAIV」の各ブランドのPCを最大で税別3万円(税込み3万3000円)引きで販売する「新生活応援セール」を開催している。
対象製品は特設サイトから確認できる。
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