グラフィックスカードの価格は高止まりという状態が続いており、まだ下がる気配は見られない。ある店員さんは「値上がり傾向はしばらく様子見される状態が続いていて、どこかの代理店が『よし下げよう!』となって他も続くという状況になるまではもう少し時間がかかると思います」と話していた。
GeForce RTX 3080カードも複数のモデルが売り場に並ぶようになったが、価格は16万円台から20万円台が中心だ。そのような中、割安さが評判となっている新製品も登場している。Colorfulの「iGame GeForce RTX 3080 Neptune OC 10G」がそれだ。240mmラジエーターを備えた水冷システムを組み込んだ製品で、価格は20万円強となる。
パソコンSHOPアークは「通常のカードに水冷システム代を加味すると、なかなか割安ですね。最初に価格を見たとき『あ、安い』と思いました。半年前とはちょっと時代というか、感覚が変わっていますよね」と不思議な感じがしたという。
なお、2020年12月に登場したギガバイトの水冷RTX 3080搭載カード「AORUS GeForce RTX 3080 XTREME WATERFORCE WB 10G」は14万3000円前後だった。店員さんのコメントの通り、“時代”が違うのかもしれない。
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