今週は、ASUS JAPANから3つの水冷キットが登場している。
「ROG RYUJIN II」はAsetek製のポンプとNoctua製のラジエーターファンを採用した上位シリーズで、CPUブロックに表示内容を変えられる液晶パネルを組み込んでいる。ラジエーターサイズは360mmと240mmがあり、価格は順に4万6000円弱と3万7000円弱となる(税込み、以下同)。
もう1つは「ROG STRIX LC II 360 ARGB」だ。2021年4月に登場した「ROG STRIX LC II 280 ARGB」の360mmラジエーターモデルで、Asetek製ポンプとAura Sync対応の「ROG ARGBファン」を採用し、CPUヘッドには光るROGロゴがあしらわれている。価格は3万3000円前後だ。
いずれも人気ブランドの水冷キットということもあり、初回から好調に売れている。ただ、売れ行き以上に対応するCPUソケットに注目する声も複数あった。
対応ソケットはどちらもSocket AM4/TR4、LGA 115x/1200/2011系/2066/1700となる。未発表の「LGA1700」もサポートしており、パッケージにも「COMPATIBLE WITH LGA1700(LGA1700互換)」のアイコンが貼られている。なお、先行して登場した「ROG STRIX LC II 280 ARGB」にはLGA1700のロゴはない。
TSUKUMO eX.は「まだ発売時期などは正式発表していませんが、しれっと情報が表に出てきましたね。『いつ出ますか?』と聞かれることもありますよ。まぁ、私たちは答えられないですけど」と話していた。
Intelの次世代(開発コード名:Alder Lake)Core iシリーズはソケット形状がLGA1700となるといわれている。今秋の登場とのウワサを認めるショップも複数あり、今後の動きにも注目が集まりそうだ。
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