Microsoftは9月22日(米国東部夏時間、日本時間9月23日)にSurfaceシリーズの発表会を開き、フラッグシップモデルとなる新型2in1 PC「Surface Laptop Studio」を発表した。米国では予約が始まっており、発売はWindows 11と同じ10月5日、価格は1599.99ドル〜となっている。日本での発売は2022年前半の予定だ。
史上最もパワフルなSurfaceと銘打たれたSurface Laptop Studioは、「Dynamic Woven Hinge」の採用により、シームレスにスタジオ(タブレット)モードに切り替えたり、キーボードを隠すステージモードに切り替えられたりする2in1 PCだ。
同社では開発者はクリエイター、デザイナー、ゲーマーにとって理想的なモデルで、デスクトップPCのパワーとノートPCの携帯性を兼ね備えたモデルとしてアピールする。
液晶ディスプレイは最大120Hz表示と10点のマルチタッチ操作に対応した14.4型(2400×1600ピクセル、201ppi)で、アスペクト比は3:2だ。
CPUは第11世代Coreプロセッサ(開発コード名:Tiger Lake H35)で、4コア8スレッドのCore i7-11370H(3.3GHz〜4.8GHz)、4コア8スレッドのCore i5-11300H(3.1GHz〜4.4GHz)から選べる。
GPUはCorfe i7モデルがGeForce RTX 3050 Ti(グラフィックスメモリは4GB)、Core i5モデルはCPU内蔵のIntel Iris Xe Graphicsとなる。
インタフェースは左側面に2基のThunderbolt 4/USB4.0端子を備え、3.5mmのヘッドフォン端子やSurface Connectも用意する。4基のスピーカーを内蔵し、Dolby Atomosもサポートする。
メモリは16GB/32GBのLPDDR4X、ストレージはリムーバブルタイプのSSD(256GB/512GB/1TB/2TB)となっており、Wi-Fi 6の無線LAN機能とBluetooth 5.1を備える。バッテリー駆動時間はCore i7モデルで最長約18時間、Core i5モデルで最長19時間だ。
ボディーサイズは約323.28(幅)×228.32(奥行き)×18.94(厚さ)mm、重量はCore i7モデルが約1.82kg、Core i5モデルが約1.743kgとなっている。付属するACアダプターはCore i7モデルが95W、Core i5モデルが60Wだ。
OSはWindows 11 Homeで、価格はCore i5モデル(メモリ16GB、256GB SSD)が1599ドル〜、Core i7モデル(メモリ16GB、512GB SSD)だと2099.99ドル〜となっている。
なお、法人向けモデルのOSはWindows 11 Pro/Windows 10 Proで、Core i7モデルのGPUはNVIDIA RTX A2000(グラフィックスメモリは4GB)も用意される。
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