サードウェーブが240Hz対応のゲーミングノートPC「GALLERIA U」シリーズを投入！：インテルとのタッグ再び（1/3 ページ）

[雪城あさぎ，ITmedia]

　サードウェーブが11月4日、同社のゲーミングPCブランド「GALLERIA」のゲーミングノートPC「U」シリーズとして、「UL7C-R37」と「UL7C-R36」のGPUが異なる2製品を発売した。同製品はインテルと共同設計したもので、2019年に発売した「GALLERIA GCR」シリーズの後継となる。また同日、都内会場にて発表会を開催した。

インテルの「NUC X15」をベースにした新モデル「GALLERIA U」シリーズ

　全国各地のドスパラ店舗と直販サイトでの税込み価格は、GPUにGeForce RTX 3070搭載のUL7C-R37が22万9980円、GeForce RTX 3060を採用したUL7C-R36が18万9979円となる。製品スペックは以下の通りだ。

型番	GALLERIA UL7C-R37	GALLERIA UL7C-R36
価格（税込み）	22万9980円	18万9979円
CPU	Core i7-11800H（8コア16スレッド、2.3GHz〜4.6GHz）
チップセット	Intel HM570 Express
GPU	NVIDIA GeForce RTX 3070（8GB）	NVIDIA GeForce RTX 3060（6GB）
メモリ	16GB DDR4 SO-DIMM（PC4-25600、8GB×2、デュアルチャネル）
SSD	1TB NVMe SSD	500GB NVMe SSD
ディスプレイ	15.6型フルHD液晶（1920×1080ピクセル、非光沢）
リフレッシュレート	最大240Hz
キーボード	マルチRGB対応 日本語配列88キーボード（かな印字）
無線LAN	Wi-Fi 6（Intel AX201NGW、IEEE 802.11 ax／ac／a／b／g／n対応）
Bluetooth	Bluetooth 5.1
サウンド	HDサウンド
バッテリー	リチウムイオンバッテリー（約8.8時間）	リチウムイオンバッテリー（約9.6時間）
Webカメラ	HD画質 Webカメラ／IR専用カメラ（Windows Hello対応）
ACアダプター	230W
サイズ	約356（幅）×234（奥行き）×21.6（高さ、最薄部）mm
重量	約1.96kg
OS	Windows 10 Home 64bit

マットで落ち着いた見た目に色鮮やかなLEDライティングを採用

　新モデルのボティーは、全体的にマットな質感で鈍く輝く外装に、暗めの銀色でマーキングされたロゴが配置されている。15.6型の液晶ディスプレイを採用しながら重量は2kgを切っており、マグネシウム合金製のボディーにも目を引かれる。Windows Hello対応の顔認証にも対応しており、顔を登録しておけばカメラに顔を向けるだけでWindowsにログオンできる手軽さはうれしいところだ。

会場に展示されていた「GALLERIA U」シリーズ（左）と、GALLERIAのデスクトップPC（右）

　フルHD表示（1920×1080ピクセル）に対応した15.6型の液晶ディスプレイは、最大240Hzというゲーミング液晶ディスプレイの上位モデルに匹敵するリフレッシュレートと、GeForce RTX 30シリーズというGPUスペックの高さが魅力だ。今後はクリエイター向けに最適化したモデルについても「別途検討している」というので期待したい。

狭額縁の15.6型液晶ディスプレイは、240Hzのリフレッシュレートをサポートする

　キーボードは光学式メカニカルキーを採用する。カラーLEDを内蔵しており、外出先では消灯するか単一カラーのライティングにしておき、家ではフルカラーにする、といった調整も行える。これまで黒く鮮やかに輝いていたGALLERIAのノートPCとは一線を画す、日常的に使い続けてみたいPCだと感じた。

　インタフェースはThunderbolt 4／USB4×1、USB 3.2 Gen 2 Type-A×3、HDMI出力（2.0b）、2.5GbE対応の有線LAN、SDXC対応SDメモリーカードリーダー、マイク入力／ヘッドフォン出力と充実している。

キー配列。テンキーはなく、一部で変則もあるが日本語配列のキーボードを採用する