米Microsoftは12月15日(現地時間)、サブスクリプション型クラウド仮想PCサービス「Windows 365 Business」でWindows 11を利用可能にすることを明らかにした。今週中に対応を始めるとしている。
大企業向けの「Windows 365 Enterprise」では、2021年10月からWindows 11を使用可能になっていたが、中小企業向けのWindows 365 BusinessではWindows 10しか使えない状況が続いていた。
今回の対応によって、税別月額2720円で最新OSをクラウドで利用できることになる(Windowsハイブリッド特典を利用した場合)。
また、管理者が企業内のクラウド仮想PCを操作する機能も加わる。例えば、クラウド仮想PCを作成するときの標準OSをWindows 10に設定したり、ユーザーのクラウド仮想PCを再起動したり、初期状態に戻すなどの作業ができるようになる。
さらに、「Microsoft Graph API」に対応し、REST API経由で企業内のクラウド仮想PCの一覧や各PCの設定などの情報を取得できるようになった。
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