G-MASTERを使って「DEATH STRANDING DIRECTOR'S CUT」や「エースコンバット7 スカイズ・アンノウン」、「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」(PUBG)といったタイトルをプレイした。いずれも発売されてから時間がたっているタイトルだが、普段から遊び慣れているため他のディスプレイと比較しやすい。
3タイトルの中でも動きが激しいのは、エースコンバット7 スカイズ・アンノウンだが、本製品でもとても滑らかに動く。もともと負荷の低い軽いタイトルなので、マシンパワーが低い機種でもそれなりのフレームレートが出せるのだが、最高の画質に設定してのプレイでも、G-MASTERであればとても気持ちよく遊べる。
ご存じの通りPUBGはシューティングゲームのため、遠くにいる敵を見通して素早く射撃する必要がある。このようなタイトルではフレームレートが重要になってくるが、165Hzであればわずかな動きにも素早く対応することができる。
最後にDEATH STRANDING DIRECTOR'S CUTではフィールドではそれほど激しい動きは必要ないが、敵となるBT戦では左右にカメラを振り回して戦わなければいけないので、動きに対しての追従性が求められる。しかし、G-MASTERであればこちらも十分に対応できた。
本製品は湾曲ディスプレイのため、画面と正対して見えるように調整して使うのは当然だが、ゲームをプレイするのには広がりを感じられ、没入感も高かった。唯一気になるとすれば、曲面ゆえにWebブラウザを見ていたり、WordやExcelを使っていたりする場合は一部が湾曲して見える。もちろんゲームプレイ時は全く気にならないが、ある意味慣れの部分もあるので、使っているうちにそれほど気にならなくなるだろう。
ここまでGB2766HSU-1Aについて見てきたが、触れば触るほど、このサイズのディスプレイでフルHD表示というのはちょうどいいあんばいなのではないか、と感じるようになってきた。24型だと画面が小さいし、32型だと設置場所がそれなりに必要となる。実サイズで見る文字の大きさと、画面全体を視野に入れやすくなる使い勝手は、27型というのは適しているのかもしれない。
実にミドル世代に最適な、目も疲れないちょうどいいディスプレイなのだ。
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