米Microsoftは4月14日(現地時間)、Windows 10 21H2の新版「Build 19044.1679」の配布をRelease Previewチャネル向けに開始した。新機能の追加はなく、既存機能の改善と不具合修正のみとなっている。
主な改善、修正点を挙げると、セキュアブート機能を改善した他、OSの起動が40分ほど遅れる問題を修正。さらに、IME使用時にコピー・アンド・ペーストをすると、Internet Explorerが停止する問題を修正した。
加えて、サインイン/サインアウト時に画面が暗転する問題を修正し、期限切れのパスワードの変更が不可能になる問題も修正した。さらに、ファイル共有プロトコルであるSMBv1で、共有フォルダーをドライブにマップしてOSを再起動するとアクセス不能になる問題も修正した。
Windows 10 21H2 Build 19044.1679は、Windows UpdateでRelease Previewチャネルを購読することで入手できる。Release Previewチャネルは、ほぼ正式版となっているプレビューを供給するチャネルだ。
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