さて、これまでの内容で本製品の実力は把握できただろう。今回は趣を変えて、屋外に出てDAIVと共に過ごすシーンを紹介したいと思う。
屋外と言っても、カフェやファミレスでもよいのだが、外と言えばやはりアウトドアだ。最近大流行しているキャンプもその1つで、DAIV 5P [Windows 11]をお供にチャレンジしてみた。キャンプ地は迷ったのだが、いつも行っている山梨エリアに決定し、キャンプ道具と共にDAIV 5P [Windows 11]を連れて行った。
キャンプ地に到着したら、まずは設営だ。オートキャンプ場なので車をサイトに乗り入れられるのがうれしい。まずはテントとタープを立て、椅子とテーブルを出す。そうしたらDAIV 5P[Windows 11]の活躍が始まる。
AC電源が取れるキャンプサイトを予約したのだが、先ほど紹介したPCMark 10/Battery Lifeでも、設定を調整すればほぼ1日の仕事時間は持つはずなので、ひとまずはバッテリーで動作させた。
自然の中であれば、日頃の仕事もはかどるというものだ。DAIV 5P [Windows 11]を6時間ほど動作させたが、1日分の仕事の最後までしっかりと利用できた。いつものテレワークとは違い、外で仕事をするというのはなかなかの気分転換になり、とても充実した仕事をすることができたように思う。
テレワークの浸透と共に、ワークとバケーションを楽しむ“ワーケーション”という言葉も登場したが、リゾート地で仕事をするならば、キャンプのような屋外を利用したものが一番気分よく過ごすことができると思うのでオススメだ。
本製品は、Windows 10モデルと変わらない性能でありながら、OSも最新のWindows 11へリフレッシュされ、使い勝手も向上した。クリエイター向けのアプリを快適に使うためのマシンパワーもあるので、作業もはかどるだろう。
それでありながら、価格は標準構成で17万3100円(税/送料込み)と求めやすいのも魅力だ(6月25日までの初夏セール価格、通常は+2万円)。BTOに対応しているので、メモリやストレージの容量変更、Microsoft Ofiiceシリーズの追加、さらにはOSをWindows 11 Proのダウングレード権を利用したWindows 10 Proにも変更できるなど、自分の用途に応じて調整可能なのもうれしい。
15.6型ながら約1.73kgとコンパクトにまとまっているので、今回のようにワーケーションでの利用や、ちょっとした外出の際に持ち出すのも十分にアリだ。クリエイター向けのPCをどれにするのか迷ったら、DAIV 5Pを選択肢の1つとして考えてみてはいかがだろうか。
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