ファーウェイ・ジャパン(華為技術日本)は6月9日、10.3型E Ink(電子ペーパーディスプレイ)搭載タブレット「HUAWEI MatePad Paper」を発売する。税込みの直販価格は6万4800円となる。
HUAWEI MatePad Paperは、3月1日にグローバル発表された製品の日本向けモデルとなる。E Inkを生かした電子書籍リーダー機能や付属の「M-Pencil(第2世代)」を生かしたメモ機能を備える他、「Huawei AppGallery」によるアプリの追加にも対応する。モノクロだが、Webサーフィンも可能だ。
E Inkは10.3型で、解像度は1404×1872ピクセルとなる。バックライトは32段階調光に対応しており、暗い場所でも画面を見られる。リフレッシュレート(画面の更新頻度)は、表示内容に合わせて自動的に調整するという。
SoCは自社製の「Kirin 820E」で、メインメモリは4GB、内蔵ストレージは64GBを備える。OSは独自の「HarmonyOS 2」をプリインストールする。独自の電子書籍ストアアプリ「HUAWEI Books」も導入済みだ。
通信はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)とBluetooth 5.2に対応する。外部接続ポートはUSB 2.0 Type-C端子を備える。バッテリー容量は3625mAhとなる。本体には22.5W出力のACアダプター、USB 2.0 Type-Cケーブル、M-Pencil(第2世代)の他、専用ケースも付属する。
ボディーサイズは約182.7(幅)×225.2(高さ)×6.65(厚さ)mmで、重量は約360gとなる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.