Huaweiは、グローバルイベント「Spring 2022 Smart Office Launch」を開催し、「HUAWEI MatePad Paper」を発表した。欧州での価格は499ユーロ(約6万4000円)。
HUAWEI MatePad Paperは、ディスプレイに「E-Ink」とも呼ばれる電子ペーパーを採用した製品。コントラストや反射率が紙に近いことから、文字をはっきり表示できる他、低消費電力であることが特徴だ。画面サイズは10.3型で、画面占有率は86.3%に及ぶ。
書籍や書類を読むだけでなく、「Notesアプリ」を使って手書きもできる。既にHuaweiのタブレットで採用されている「M-Pen」が付属し、本体側面に取り付けることが可能だ。レイテンシ(遅延)は26ミリ秒で、4096段階の筆圧感知にも対応する。音声を記録しながらメモを取ったり、手書き文字をテキストデータに変換したりできる機能も搭載する。
OSは「HarmonyOS 2」を採用し、独自のアプリストア「AppGallery」へのアクセスも行える。
電子書籍、オーディオブック、雑誌、漫画は170以上の国と地域で利用可能な「Books」にて検索でき、ダウンロードしたものは「Bookshelf」(本棚)に保存される。HUAWEI IDでログインを済ませると、本棚情報(書籍と読書履歴)がクラウド上にアップロードされる他、同一のHUAWEI IDでログインした他の端末間でも同期できる。
ネットワークはWi-Fi 6+やBluetoothに対応する。4GBのメモリ、64GBのストレージ、3265mAhのバッテリーを内蔵する。サイズは182.7×225.2×6.65mmで重さは360g。
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