米Microsoftは6月30日(現地時間)、Microsoft Edgeの最新安定版となるバージョン103.0.1264.44をリリースした。Microsoft Edge固有の脆弱(ぜいじゃく)性を修正したセキュリティアップデートとなっている。
「CVE-2022-33680」で管理させるこの脆弱性は、攻撃者が特権昇格によりブラウザのサンドボックスがエスケープされる可能性があるというもの。ただし、悪用するには細工をしたWebサイトにターゲットを誘導する必要があり、これまで脆弱性が利用されたという報告はない。ただし、悪用された場合の影響は大きいため、深刻度は「重大(Important)」となっている。
なお、利用しているEdgeのバージョンはメニューの「ヘルプとフィードバック」から「Microsoft Edgeについて」を選択すると表示される画面で確認できる。
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