Dragnonfly G3やChromebook Enterpriseの他、EliteブランドではノートPCと液晶一体型PCが2モデルずつ登場する。いずれも第12世代Coreプロセッサ、約500万画素のWebカメラ(HP Auto Flame対応)、B&O監修のステレオスピーカーと2基のアレイマイクを搭載している。
16型の「HP EliteBook 860 G9 Notebook PC」は、従来のEliteBookシリーズからデザインを一新し、より大きなクリックパッドを搭載したことが特徴だ。今回発表されたノートPCでは唯一、非光沢加工のディスプレイを採用している。9月の発売を予定しており、最小構成の税込み直販価格は23万4000円からとなる。
CPUは第12世代CoreプロセッサのPシリーズを搭載しており、モデルによって以下のいずれかを搭載している。
メインメモリはDDR5-4800規格で容量は16GBとなる。ストレージはPCI Express接続のSSDで、容量は256GBまたは512GBを備える。ディスプレイは1920×1200ピクセル(アスペクト比16:10)表示に対応する16型液晶だ。オプションとしてLTE通信機能も追加できる。
14型の「HP Elite 1040 G9 Notebook PC」は、アスペクト比16:10の14型液晶ディスプレイを搭載するモバイルノートPCだ。最小構成の税込み直販価格は24万円前後となる。
ディスプレイの解像度は1920×1200ピクセルで、以下のスペックから選択できる。
CPUは第12世代CoreプロセッサのUシリーズで、以下のいずれかを搭載している。
メインメモリはDDR5-4800規格で、容量は16GBまたは32GBのDDR5-4800となる。ストレージはPCI ExpressのSSDで、容量は256GB、512GB、1TB、2TBから選択可能だ。オプションとしてLTE通信機能も追加できる。
「HP EliteOne 870 G9 All-in-One PC」は、27型のWQHD(2560×1440ピクセル)液晶ディスプレイ(非光沢加工)を搭載するデスクトップPCだ。11月の発売を予定しており、最小構成の税込み直販価格は50万円前後となる。
CPUはCore i7-12700(Pコア8基16スレッド/2.1GHz〜4.8GHz+Eコア4基4スレッド/1.6GHz〜3.6GHz)となる。メインメモリはDDR5-4800規格のSO-DIMMで、容量は標準で16GB(8GB×2)となっている。元からあるモジュールを換装すれば最大64GB(32GB×2)まで拡張可能だ。
ストレージはPCI Express接続のSSDで、容量は512GBとなる。このSSDが搭載されているM.2スロット(PCI Express 4.0 x4)とは別に、PCI Express 3.0規格のM.2スロットが3本用意されている(うち1本は無線LANモジュール用で占有済み)。OSはWindows 11 Proをプリインストールする。
「HP EliteOne 840 G9 All-in-One PC」は、23.6型のフルHD液晶ディスプレイ(非光沢加工)を搭載するデスクトップPCだ。11月の発売を予定しており、最小構成の税込み直販価格は41万円前後となる。
CPUはCore i5-12500(Pコア6基12スレッド/3GHz〜4.6GHz)となる。メインメモリはDDR5-4800規格のSO-DIMMで、容量は標準で16GB(8GB×2)となっている。元からあるモジュールを換装すれば最大64GB(32GB×2)まで拡張可能だ。
ストレージはPCI Express接続のSSDで、容量は512GBとなる。このSSDが搭載されているM.2スロット(PCI Express 4.0 x4)とは別に、PCI Express 3.0規格のM.2スロットが3本用意されている(うち1本は無線LANモジュール用で占有済み)。OSはWindows 11 Proをプリインストールする。
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