プロナビ

最軽量構成は999g――13.3型2in1「HP Elite Dragonfly」登場 日本では11月下旬発売:日本で世界初披露

» 2019年09月18日 21時15分 公開
[井上翔,ITmedia]

 日本HPは9月18日、新しい13.3型2in1ノートPC「HP Elite Dragonfly(エリート ドラゴンフライ)」を発表した。マグネシウムボディーで軽量化を図りつつ、丈夫さや処理能力の高さにも配慮した「働き方改革」を支援するモデルとなっている。直販価格は189800円(税別)からで、11月上旬に販売を開始し、11月下旬から順次出荷する予定だ。

 なお、この製品はグローバル販売されるモデルとしては初めて、日本で“初披露”された。

 この記事に掲載されている実機の写真は全て米国英語(US)キーボードですが、日本国内で販売されるモデルは全て日本語キーボードとなります。米国英語キーボードを搭載する構成の販売は「予定がありません」(担当者)。


HP Elite Dragonfly HP Elite Dragonfly

削り出しのマグネシウムボディー

 Elite Dragonflyは、HPのビジネス向けプレミアムノートPC「Elitebook(エリートブック)」の新製品として登場する。本体にも「ELITEBOOK」のシルク印字はあるものの、製品名にはあえて「book」を付けていない。

 従来のElitebookシリーズでは、アルミニウムボディーを採用していたが、Elite DragonflyではCNC(コンピューターによって制御された削り出し機)で削り出したマグネシウムボディーに変更。米国防総省の物資調達基準「MIL-STD 810G(MIL規格)」に定める耐久性試験のうち19項目にパスしている。

削り出し CNC削り出しのマグネシウムボディーを採用
MIL規格 MIL規格に定める19項目の試験にパス

 ボディーカラーは「Dragonfly Blue(ドラゴンフライブルー)」という新色を採用。「地域を問わず好まれる」(関係者)ことから、Elitebookシリーズとしては初めて青系の色を採用した。塗装には撥油コーティングも施されている。

Dragonfly Blue ボディーカラーはDragonfly Blue。従来のElitebookと異なる趣だが、HPロゴはしっかりと金色だ
撥油コーティング ボディーの表面には撥油コーティングを施している

Uプロセッサを搭載 Wi-Fi 6にも対応

 CPUにはモバイル向け第8世代Coreプロセッサを採用しており、以下の中から選択できる。

  • Core i3-9145U(2.1G〜3.9GHz、2コア4スレッド)(※1)
  • Core i5-8265U(1.6G〜3.9GHz、4コア8スレッド)
  • Core i7-8565U(1.8G〜4.6GHz、4コア8スレッド)
  • Core i7-8665U(1.9G〜4.8GHz、4コア8スレッド、vPro対応)(※2)

※1 HP Directplus(直販)のカスタマイズモデルのみ選択可能
※2 固定構成モデルのみ選択可能

 メインメモリはLPDDR3規格で、モデルによって8GB(Core i3/i5モデル)または16GB((Core i5/i7モデル)をオンボード実装する。ストレージはM.2 SSDで、容量128GB(Serial ATA接続)、256GB、512GB、1TB、2TB(PCI Express接続、NVMe規格)から選べる他、Intel Optane Memory H10(16GB+256GB、32GB+512GB)を搭載する構成も用意している。

 OSはWindows 10 ProまたはWindows 10 Home(いずれも64bit版、Homeは直販カスタマイズモデルのみ)をプリインストールする。直販カスタマイズモデルでは、Microsoft Officeのライセンスを付属させることもできる。

 ディスプレイは光沢のあるフルHD(1920×1080ピクセル)の13.3型IPS液晶で、最大10点のタッチ操作とワコム製のAESペンを使ったペン操作に対応する(※3)。固定構成モデルの一部には電子プライバシーフィルター「HP Sure View」も搭載している。Sure Viewを搭載しているパネルは、通常のパネル(400ニト)と比べて最大輝度が高め(1000ニト)に設定されている。

※3 固定構成モデルではペンは別売。直販カスタマイズモデルでは純正AESペンを付属させることも可能

 Webカメラは92万画素(720p)で、顔認証用の赤外線カメラも備えている。狭額縁設計ながら、これらのカメラはディスプレイの上にあるため、自然な目線(向き)で使えることも魅力だ。Webカメラには物理的なシャッターも備えている。

ディスプレイ回り ディスプレイは光沢(グレア)仕上げ。3辺狭額縁だがWebカメラと赤外線カメラは上部に収めている
純正ペン HP純正のAESペン。直販サイトで購入できるようになる他、カスタマイズモデルであれば付属させることもできる

 キーボードはバックライト付きで、静寂性を高めたものが搭載されている。発表会ではUSキーボードを搭載する個体のみ展示されていたが、日本国内で販売されるものは日本語配列のみとなる。これは直販カスタマイズモデルでも同様だ。パームレスト部分には、指紋センサーも搭載している。

キーボード回り US配列のキーボード。日本で発売されるモデルは全て日本語配列のキーボードとなる。USキーボード派の筆者としては非常に残念

 接続ポート類は、本体左側面にUSB 3.1(Type-A)端子とNano SIMカードスロット(LTEモデム搭載構成のみ)を、右側面にThunderbolt 3端子×2、イヤフォン/マイクコンボ端子とHDMI出力端子を備えている。

 Thunderbolt 3端子はUSB 3.1 Type-C端子としても使える他、USB Power Delivery(USB PD)による電源入力とDisplayPort Alt Modeによる映像出力にも対応している。

 Wi-Fi(無線LAN)はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応し、Bluetooth 5.0も利用できる。固定構成モデルの一部には、Intel製LTEモデム「XMM 7360 LTE-Advanced」も搭載している。

左側面 左側面
右側面 右側面

 バッテリーはリチウムポリマー(Li-Po)で、セル数は2セルまたは4セルを選択できる。満充電からの最長連続稼働時間は、2セル構成で14時間、4セル構成で約24.5時間(Mobilemark 2014での計測値)となる。

 ボディーサイズは約304.3(幅)×197.5(奥行き)×16.1(高さ)mmで、最軽量構成の重量は2セルバッテリー構成で約999g、4セルバッテリーモデルで約1.13kg(いずれも予定値)となる。

背面 本体背面

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月24日 更新
  1. “置き場所に困る”大容量ポタ電の壁を打破! 冷蔵庫を3日動かすEcoFlow「DELTA Gen4」シリーズが日本上陸 (2026年10月23日)
  2. 若者向けのカラフルな新「Dell 14S」が日本上陸 11月1日まで4.5万円引きの14万9800円から (2026年10月22日)
  3. 折りたたみ型から薄型まで! スマホやタブレットで“本気”の文字入力に使える持ち運び用キーボードを選ぶコツ (2026年10月23日)
  4. FCCLが「FMV Keyboard X」の一般販売を開始 ハイスペックマウス「FMV Mouse X」も同時発売 (2026年10月22日)
  5. 「Galaxy Watch9」を1週間使って分かったこと Pixel Watchと比べた使い勝手は? (2026年10月23日)
  6. 「iPhone Duo」を1週間使って分かった、全部盛りではない“上質さ” 心地いい開閉ヒンジの内部を見るために“非破壊検査”してみた (2026年10月21日)
  7. 天空が12月25日に発売する「GPD WIN Max 3」国内正規版 実機に触れてきた (2026年10月23日)
  8. スマホは「バッグの中」から「外」へ AULUMUのスリングバッグ2種で移動時のプチストレスを解消した (2026年10月22日)
  9. 約22万円の新型「Mac mini」で初めてのローカルAI体験 ストレージの価格高騰対策にピッタリかも (2026年10月20日)
  10. PFUから33万円キーボード「HHKB Professional Elite」登場! 英語配列のみで有線特化の“原点回帰” 全世界300台限定 (2026年10月22日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー