Microsoftは7月22日(現地時間)、6月23日にリリースしたWindows 11の6月度Cリリース(KB5014688)以降のアップデートにおいて、一部のデバイスでスタートメニューが開かなく不具合が発生する可能性があると発表した。
この他、6月のCリリースでは、Windows 10においてUSB接続のプリンタで印刷に失敗する不具合も報告されている。
Windows 11の不具合は、マウスでスタートボタンをクリック、あるいはキーボードのWindowsキーを押してもスタートメニューが開かなくなるというもの。解決策としては、「Known Issue Rollback」(KIR)を利用してロールバックを行う。KIRは、アップデート全体をアンインストールするのではなく、不具合が発生した部分のみをロールバックできる機能だ。コンシューマー向けや組織で管理されていないPCの場合は、最大24時間で適用されるとのことなので、概ね修正されているはずだ。
Windows 10の不具合は、デバイスにインストールされているプリンタに重複コピーが作成される、あるいは特定の名前でプリンタを参照するアプリケーションで印刷ができないという。この不具合はまだ解決されておらず、症状が発生した場合には、フィードバックハブから情報を提供して欲しいとのことだ。
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