14型の液晶ディスプレイは、アスペクト比16:10と一般的な1920×1080ピクセルより縦の情報量が多い1920×1200ピクセルを採用する。Webページの一覧性が良くなる他、A4縦基準で作成されることが多いビジネス文書を表示する際も相対的に大きく表示できる。
また、写真データも3:2、あるいは2:3のフォーマットで撮影されることが多い。16:9よりも16:10の方が相対的に大きく表示できるため、拡大率を変更する手間を減らせる。映像編集ソフトでも編集時のプレビュー画面を相対的に大きく表示できるなど、クリエイティブ用途との相性も良い。
キーボードは、アイソレーションタイプを採用している。キーピッチは約19mm、キーストローク約1.2mmという仕様だ。カーソル上下キーが小さいのでカーソルキーを多用するユーザーは少し慣れが必要だろう。
通信機能は、Wi-Fi 6対応無線LANとBluetooth 5を標準装備する。USBポートは、Type-CとType-Aを2基ずつ搭載しており、右側面のType-CはThunderbolt 4に対応、左側面のType-CはUSB 3.2 Gen 2をサポートしている。いずれもDisplayPort Alternate Modeでのディスプレイ出力が可能だ(Thunderbolt 4はThunderboltプロトコルでの出力も可能)。
ディスプレイ出力としては他にHDMI端子を備えており、本体の液晶ディスプレイと合わせて同時4画面の出力も行える。
SDメモリーカード(UHS-I対応)を搭載するのも珍しい。デジタルカメラなどからのデータを取り込む際には便利に使えるだろう。
液晶ディスプレイの上部に100万画素のWebカメラと、デュアルアレイマイクを装備しており、Web会議も追加投資なしで行える。ステレオスピーカーは底面にあり、6畳の部屋いっぱいまで届くくらいの音圧はある。
続いて、ベンチマークテストで本機の性能をチェックしよう。
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