マウスコンピューターの「MousePro-M600F4」は、法人向けデスクトップPCの中で最もコンパクトなボディーを備えているのが特徴だ。ボディーサイズは、約19.4(幅)×15.3(奥行き)×2.8(厚さ)cm、重量も実測591gと、単行本程度の大きさと重さに収まる。
ネットワーク環境としては、有線LANに加え、無線LANはWi-Fi 6に標準で対応し、Bluetooth 5.2も利用可能だ。
製品単体のレビューは別記事で紹介しているので、ここでは小型ボディーを生かして外に持ち出してどこまで利用できるのかを試してみた。
スリムなボディーが際立つが、拡張性は豊富だ。本体正面にUSB 3.0 Type-A×2、USB 2.0 Type-A×2、USB 3.0 Type-C×1、SDメモリーカードリーダーが配置されている(左)、背面にはHDMI出力やアナログRGB出力(D-Sub 15ピン)の各端子、1000BASE-T対応の有線LAN、ヘッドフォンやマイクロフォンジャック、ケンジントンロックがある(右)働く場所が日々異なるハイブリッドワーク環境では、一般的にノートPCが利用される。ビデオ会議で使うカメラやマイク、スピーカーなども内蔵しているのでうってつけではあるのだが、画面のサイズや入力環境、拡張性などで制限を受ける場合も多い。
その点、デスクトップPCならそれらの周辺機器を別途用意する必要はあるが、自分の好みや用途に合ったデバイスを利用できるのが何より大きい。
今回はこのMousePro-M600F4を中心に、モバイルディスプレイとキーボード/マウスの他に、Webカメラやマイクなどを持ち出して業務を継続できるかを試してみた。
今回用意したメイン機材。ポーチの中にMousePro-M600F4とACアダプター、電源ケーブルやHDMIケーブル、マウスなどが入っている。その下に15.6型のモバイルディスプレイ、そして小型キーボードの「HHKB Professional HYBRID Type-S 雪」を持ち出した早速、これらのデバイスをセットアップして使って見よう。
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