エプソンがホームプロジェクターの新製品を発表 4K相当の投影とAndroid TVに対応

» 2022年09月22日 11時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 セイコーエプソンとエプソン販売は10月6日、家庭向けプロジェクター「dreamio(ドリーミオ)」の新製品を発売する。いずれもGoogleの「Android TV」に対応することで、デバイスを別途用意することなくホームシアターを構築できることが特徴だ。

EH-TW6250

 「EH-TW6250」はホームシアターの初心者/リピーターと、スマートフォンで楽しんでいた映像を高画質かつ大画面で見たいというユーザーを想定して開発された新モデルだ。Android TVは付属の端末で利用する形態を取る。税込みの想定販売価格は15万9500円だ。

EH-TW6250 EH-TW6250

 投影は3LCD方式で、最大輝度は2800ルーメンとなる。レンズは上下方向に±60%動かすことが可能で、投写位置の調整がしやすくなった。表示の遅延(レイテンシー)は最短で20ミリ秒以下で、ゲームも快適に楽しめるという(要設定)。

 4K(3840×2160ピクセル)入力した映像の画質を維持する「4Kエンハンスメント」にも対応している。スピーカーは1基(モノラル構成)を内蔵している。

EH-LS800

 「EH-LS800」は家族でリビングに集まって大画面でTVを楽しむユーザー、ホームシアターを簡単かつ本格的に楽しみたいユーザーを想定したモデルで、ホテルやグランピング場での導入も視野にいれているという。Android TVは本体にプリインストールする形を取っており、“完全な”スタンドアロンでも利用できる。

 ボディーカラーはブラック(EH-LS800B)とホワイト(EH-LS800W)の2つで、税込みの想定販売価格は45万1000円となる。

EH-LS800B EH-LS800B
EH-LS800W EH-LS800W

 投影は3LCD方式で、最大輝度は4000ルーメンとなる。レンズは超短焦点タイプを採用しており、壁から2.5cmの距離でも80型相当の画面サイズを実現できるという。最大で150型相当の表示も可能だ。

 光源はレーザー式で、光量の自動調整機能も備えている。専用スマートフォンアプリ「Epson Setting Assistant」を使った画面補正も可能だ。画像処理チップはハイエンドモデルの「EH-LS12000」と同じものを搭載する。「4Kエンハンスメント」にも対応している。入力遅延20ミリ秒以下となるゲーム専用のHDMI入力端子を備え、ゲームも快適に楽しめるという。スピーカーはヤマハ製の2.1ch(ステレオスピーカー+サブウーファー)を内蔵している。

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