Microsoftは9月20日(米国太平洋夏時間)、Windows 10/11向けの2022年9月プレビュー版の配信を開始した。この更新プログラムは、セキュリティアップデートを含まない「Cリリース」と呼ばれるもので、オプション更新として手動で適用できる。
今回の更新プログラムの主な更新内容は以下の通りとなる。
これも既報ではあるが、9月20日(米国太平洋夏時間)にリリースされたWindows 11 2022 Updateには、タブ表示に対応する「エクスプローラー(File Explorer)」やタスクバーのオーバーフローメニューなど、一部の新機能がまだ実装されていない。
その多くは、累積更新プログラムの10月プレビュー版(Cリリース)において実装される予定となっている。このプログラムを適用すると、先述のものを含めて以下の新機能を利用できるようになる。
先述の累積更新プログラムの10月プレビュー版で実装される新しいフォトアプリについて、MicrosoftはWindows 11 Insider Programの「Devチャネル」(開発者向け)の一部参加者に対してテストを実施している。
ただし、“一部”であることからも分かる通り、Devチャネルの全参加者に配信されているわけではなく、フィードバックの状況を見ながら順次ロールアウト(配信対象の拡大)をしているようである。
なお、原稿執筆時の最新バージョンは「2022.31090.16004.0」だ。
新しいフォトアプリでは、ギャラリーが豪華になり、写真コレクションの閲覧/検索、管理/利用が簡単になる。OneDriveで写真を簡単にバックアップしたり、スマートフォンやカメラなど外部ソースからの写真のインポートと管理も簡単になるという。
Insider向けに配信されている新アプリにおいて、試せる要素は以下の通りだ。
なお、新しいフォトアプリではビデオ編集機能が削除される。代替アプリとして、Microsoftは「Clipchamp(クリップチャンプ)」を提供する他、ビデオ編集機能を備える従来のフォトアプリをMicrosoft Storeを通して入手/利用できるようにする予定だ。
週末の「気になるニュース」一気読み!(9月18日号)
週末の「気になるニュース」一気読み!(9月11日号)
Microsoftが「Windows 11 2022 Update(22H2)」をリリース Proでも初期設定の「インターネット接続」が必須に
Microsoftが「Windows 10 22H2」のISOファイルをWindows Insider向けに公開
「Windows 10 バージョン 22H2」がRelease Previewチャネルに登場Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.