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Windows 10の「バージョン21H1」は、12月13日(米国太平洋時間)をもってサービス(サポート)を終了する。そのことに伴い。Microsoftが9月15日から改めて注意喚起を行っている。
サービス終了の対象となるのは、以下のエディションのバージョン21H1だ。
同日以降、同バージョンに対するセキュリティ更新は行われなくなる。継続して利用したい場合は、バージョン21H2にアップデートするか、Windows 11にアップグレードしよう。
なお、Windows 10 バージョン21H2も、2023年6月(Enterprise、Education、IoT Enterpriseは2024年6月)をもってサービスを終了する予定となっている。特段の事情が無い限り、Windows 11へのアップグレードを検討したい。
Microsoftは9月13日(現地時間)、Windows 10/11向けのセキュリティ更新を含む「累積更新プログラム」(いわゆる「パッチチューズデー」「Bリリース」)の2022年9月版を公開した。
このプログラムでは、CVE(共通脆弱性識別子)ベースで63件のセキュリティ問題を修正している。修正される問題のうち、「Critical(緊急)」分類となっているものは以下の通りだ。
また、「Important(重要)」に留まるものの、以下のセキュリティ問題は悪用事例が報告されているので、早急な対処が必要となる。
この累積更新プログラムには、8月に公開されたプレビュー版累積更新プログラム(Windows 10向け/Windows 11向け)の内容も含まれている。加えて、Windows 11のプレビュー版累積更新プログラムで発生した、Microsoftアカウントを新規追加した際のログイン回りのトラブルも解消している。
今回の累積更新プログラムを適用すると、ビルド番号は以下の通りとなる。
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