ノイキャンマイクを内蔵した「HP 960 4K ストリーミングウェブカメラ」を使って分かったこと(2/3 ページ)

» 2022年11月07日 12時00分 公開
[山本竜也ITmedia]

被写体を追従するオートフレーミングの設定も可能

 HP Accessory Centerでの設定だが、「General Controls」タブでは解像度と視野角、HDRの有無などを設定できる。ほとんどの項目はデフォルトで問題ないと思うが、Flicker reductionだけは利用する地域に応じて変更が必要だ。西日本なら60Hz、東日本なら50Hzに設定することで、照明によるフリッカーが軽減される。

HP 960 4K ストリーミングWebカメラ 日本HP General Controlsでは、解像度やHDRの有無、フリッカー低減の設定などを行える

 「Framing」タブでは、オートフレーミング機能の設定を行う。オートフレーミングは人を認識し、中央に収まるように適宜画角を調整するという機能だ。100度の広角映像の一部をクロップしており、カメラが動くわけではないのであまり大きく外れると追従できないが、多少のずれなら常に顔が中央になるよう維持してくれる。

HP 960 4K ストリーミングWebカメラ 日本HP オートフレーミング機能で、顔が中心になるよう画像を調整してくれる

 なお、調整範囲は「Upper Body(上半身)」「Head and Shoulders(肩から上)」「Head(頭のみ)」から指定可能だ。複数人が画角に入った場合に、全員が映るよう調整する機能も備えている。

HP 960 4K ストリーミングWebカメラ 日本HP オートフレームの範囲を上半身、肩から上、頭のみの3パターンから切り替えられる

 「Enhancement」では、Auto Scene Settingのオン/オフを切り替えられる。これは、環境に応じて、映像の明るさなどを調整する機能だ。照明があり、明るい場所であればオフでも問題はなく、オンにするとむしろコントラストが強く不自然な印象も受けた。これは利用する環境に応じで切り替えた方が良さそうだ。

HP 960 4K ストリーミングWebカメラ 日本HP Enhancementでは、環境に応じた明るさの自動調整などを有効にできる。ただし、オンにすると若干色味が不自然になることもあったので、利用環境に応じてオン/オフを切り替えるのが良さそうだ

 「Background」は、ビデオ会議などを行う際の仮想背景をカメラの出力として利用できる機能だ。最近はほとんどの会議システムが自前の仮想背景機能を持っているので、あえてここで設定する必要はないだろう。なお、Backgroundを利用すると、解像度が最大1920×1080ピクセル/60FPSに制限される。

HP 960 4K ストリーミングWebカメラ 日本HP Zoom等が備えている仮想背景機能をカメラの機能として利用できる。仮想背景機能がないアプリで利用する場合には役立つかもしれない

 「Sharing」では、書類やホワイトボードを映す場合に、台形補正を行える。自動認識ではなく手動で設定する必要はあるが、ミーティングなどでは活躍しそうだ。詳しくは後述するが、ここでの設定(画面)はそのままZoomなどに配信できる。また、この画面では、HP Accessory Center単体での録画も行える。

HP 960 4K ストリーミングWebカメラ 日本HP 手元の書類やホワイトボードなどを映す場合に台形補正を行える。ただし、補正エリアは手動で設定が必要だ
HP 960 4K ストリーミングWebカメラ 日本HP 補正した画像は、そのままZoomなどに出力される。手元の書類を映す場合などにも利用できそうだ

 最後に、ビデオ会議で実際に使って見よう。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月04日 更新
  1. 超大画面ディスプレイを持ち運べるスマートグラス「VITURE Beast」を2週間使って分かったこと (2026年06月02日)
  2. NVIDIAが新型プロセッサ「RTX Spark」でWindows PCに“再挑戦” 搭載PCは2026年秋に登場 (2026年06月01日)
  3. デル、最新AMD Ryzen AI/Ryzen 100シリーズ搭載のCopilot+ PC「Dell S」などを発売 発表会レポート (2026年06月03日)
  4. メインストリームPCにも最新技術を――Ultraのない「Coreプロセッサ(シリーズ3)」搭載AI PCは2カ月弱で70超に (2026年06月03日)
  5. ついに日本でも販売を開始したAIグラス「Ray-Ban Meta(Gen 2)」実機レビュー 完成度は高いが課題も (2026年05月29日)
  6. 今度はゲームボーイ風! 7型液晶と操作ボタン付きドッキングステーション「Wokyis G7」を見てきた (2026年06月03日)
  7. E Ink搭載で色が変わりアニメーションも! 「BMW iX3 Flow Edition」やシャープなど電子ペーパー各社が集結 (2026年06月03日)
  8. Windows 11のレスポンス改善が徐々に浸透中 最新アップデートの実力とMicrosoft AI戦略の転換点 (2026年06月01日)
  9. 「DGX Station for Windows」搭載PCってどんな感じ? NVIDIAの展示会場で見てきた (2026年06月03日)
  10. 「最初は高いが、かえって安い」顧客満足度1位を支えるモノ作り VAIOの糸岡社長が語る“値上げ”の真意と次なる挑戦 (2026年06月03日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー