エレコム、自動ズームで130度の広角対応USB外付け4K Webカメラを投入

» 2021年10月05日 12時15分 公開
[ITmedia]

 エレコムは10月5日、最大4K解像度での撮影を実現したUSB外付けWebカメラ「UCAM-CX80FBBK」を発表した。価格は税込み2万3800円だ。

エレコム UCAM-CX80FBBK 「UCAM-CX80FBBK」のパッケージ
エレコム UCAM-CX80FBBK サイズは成人男性の片手にすっぽり収まる

広角レンズを備えAIによるオートズーム機能を採用

 UCAM-CX80FBBKはUSB 3.0接続に対応したWebカメラで、最大4K(3840×2160ピクセル)/30fpsまたはフルHD(1920×1080ピクセル)/60fpsでの録画に対応したモデルだ(USB Type-A接続時はフルHD/30fpsまで)。

 1/2.8型の積層型CMOSセンサー(有効画素数は約830万画素)を内蔵し、対角130度(ひずみ補正オン時は100度)の広角レンズ(最短撮影距離は30cm)を採用しているが特徴だ。また、AI技術を応用した最大5倍のデジタルオートズーム機能を備えることにより、一人でも複数人でも最適な画角に自動調整が行える他、2マイク式のノイズキャンセリング機能も搭載する。

エレコム UCAM-CX80FBBK 付属品は取り外せるプライバシーシャッターに加え、USB Type-C→Type-CとUSB Type-C→Type-Aが用意される。どちらも約2.2mと長い
エレコム UCAM-CX80FBBK 底面に折りたたみ式のスタンドを備える
エレコム UCAM-CX80FBBK 額縁部分が狭いノートPCにも引っかけられる

 HDR撮影にも対応(USB Type-A接続時は除く)しており、明暗差のある場所でも自然な色味でビデオ会議やオンライン飲み会を行える。三脚対応の折りたたみスタンドが装備され、狭額縁のノートPCに引っかかるだけでなく、別途用意した三脚に取り付けることも可能だ。

エレコム UCAM-CX80FBBK スタンドの底面に1/4インチの三脚穴がある
エレコム UCAM-CX80FBBK 別途三脚を用意すれば、より柔軟にカメラを設置できる
エレコム UCAM-CX80FBBK 付属のプライバシーシャッターを取り付けたところ
エレコム UCAM-CX80FBBK カバーを閉じれば物理的に映像をカットできる
エレコム UCAM-CX80FBBK 背面にUSB Type-C端子がある

 対応OSはWindows 8.1/10、macOS 11.4 BigSurで、別途設定ソフトウェアを導入することで、オートズームなどの各種機能のオン/オフや明るさ/あざやかさなどの画質調整も行える。さらに無料の「WebCamアシスタント」(Windowsのみ)をインストールすることで、YouTubeへの投稿機能、動画の簡易編集機能などの便利な機能を使用できる。

 SkypeやZoom、Microsoft Teams、Cisco Webex Meetings、Google MeetといったWeb会議サービス、YouTube LiveやFacebook Live、ニコニコ生放送やTwitchなどのライブ配信サービスで動作確認済みという。

 本体サイズは約72(幅)×50.1(奥行き)×30.5(高さ)mm、重量はカメラ単体で約125g(実測で121.5g)だ。

エレコム UCAM-CX80FBBK USB Type-C接続時はHDR機能が働き、より自然な色味を得られる
エレコム UCAM-CX80FBBK 設定ソフトをインストールすれば、ひずみ補正のオン/オフを切り替えられる

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