英語配列愛好者に朗報! 2万円台前半から買える東プレ「REALFORCE R3S」加わった英語配列モデルを試す(2/4 ページ)

» 2022年12月20日 19時30分 公開
[瓜生聖,ITmedia]
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キートップの刻印がレーザー印刷に変更

 その他、R3有線モデルのキートップが昇華印刷であるのに対し、R3Sはレーザー印刷という違いがある。ミドルレンジクラスまでのキーボードでよく採用されているシルク印刷とは異なり、どちらも摩耗に強く、耐久性に優れた印刷方法ではあるが、特にREALFORCEシリーズでは昇華印刷の方が、より耐久性の高い印刷技術として認識されているようだ。

 昇華印刷は、インクを高熱でキーキャップに染みこませる印刷方法だ。REALFORCEの昇華印刷は黒色のみで、ブラックモデルでは視認性は高くないものの、「ほぼ無刻印」にも見えるため、こちらを好む人も多い。

 一方、レーザー印刷はレーザーで表面を焼く印刷方法で、ブラックモデルではサンドベージュに近い色で視認性も高い。両印刷とも、シルク印刷のように表面にインクを乗せるのではなく、剥げたり薄くなったりしにくい技術であるにも関わらず、両者間に大きな性能差があるように認識されているのかというと、おそらくキーキャップの素材によるものだと思われる。

東プレ REALFORCE R3S 英語配列 高級キーボード 昇華印刷のR3シリーズである「R3HD11」。ブラックのキートップに黒の印字はお洒落だが、視認性は低い
東プレ REALFORCE R3S 英語配列 高級キーボード レーザー印刷のR3Sシリーズである「R3SD11」。視認性の高さは一目瞭然だ

 印刷時に高熱となる昇華印刷では融点が高く、キーキャップには耐久性の高いPBTが使用される。その一方で、レーザー印刷ではそこまでの耐熱性が必要とされないため、安価なABSでも使用できる。

 ところが、ABSは使用していると摩耗してしまい、テカりやすくなるという問題がある。実際、REALFORCE R2まではレーザー印刷モデルにはABSが採用されていたため、レーザー印刷は耐久性が低い、というイメージになってしまったのではないだろうか。

 R3/R3Sでは両印刷ともキーキャップの素材にはPBTが採用されている。耐久性の差もかなり小さくなっていることが期待できる。

USBの有線ケーブルモデル

 その他のスペックは、R3有線モデルに相当する製品がR3Sにも存在する(テンキーレス/日本語配列/ブラック/45g/静音のR3UC11に対して、R3SC11など)。R3モデルのR3UC11が2万5300円(直販のREALFORCE Store価格/税込み、以下同様)であるのに対し、R3SモデルのR3SC11が2万3100円なので、昇華印刷へのこだわりがない限りは、R3有線モデルを選択する理由はあまりなさそうだ。

 もっとも、R3有線モデルには英語配列が存在しないため、英語配列愛好者が有線モデルを購入する場合は必然的にR3Sを選択することになる。

東プレ REALFORCE R3S 英語配列 高級キーボード PCとの接続はUSB Type-Aコネクター経由となる
東プレ REALFORCE R3S 英語配列 高級キーボード キースイッチは、REALFORCEシリーズ伝統の静電容量無接点方式だ
東プレ REALFORCE R3S 英語配列 高級キーボード R3Sはブラック/レーザー印刷のみだ。昇華印刷と比べると視認性は高い
東プレ REALFORCE R3S 英語配列 高級キーボード 裏面には、USBケーブルを3方向から出すためのガイドがある
東プレ REALFORCE R3S 英語配列 高級キーボード チルトスタンドで高さを2段階に調整可能だ

 続いて、英語配列の6モデルをチェックしていこう。

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