Lenovoがコンシューマー向けPCとタブレットの新モデルを一挙に発表：CES 2023（4/4 ページ）

[井上翔，ITmedia]

Lenovo Tab M9

　「Lenovo Tab M9」は、手頃な価格の9型Androidタブレットだ。米国では2023年4〜6月の発売を予定しており、最小構成の想定販売価格は139.99ドル（約1万8600円）となる。

　ボディーカラーはArctic GreyかFrost Blueの2色から選べる。OSはAndroid 12をプリインストールするが、Android 13へのバージョンアップにも対応している。

Lenovo Tab M9（Arctic Grey）

　SoCはMediaTekの「Helio G80」で、CPU部分は8コア（Cortex-A75コア×2＋Cortex-A55コア×6）となる。メインメモリ（LPDDR4X規格）とストレージ（eMMC 5.1規格）の組み合わせは以下の通りで、全モデル共にmicroSDメモリーカードも搭載できるようになっている。

• 3GBメモリ＋32GBストレージ
• 4GBメモリ＋64GBストレージ
• 4GBメモリ＋128GBストレージ

　ディスプレイは800×1340ピクセルの9型液晶で、輝度は最大400ニトとなる。カメラはイン（画面）側に約200万画素、アウト（背面）側に約800万画素のセンサーを備えている。簡易的な顔認証も利用可能だ。

　ポート類はUSB 2.0 Type-C端子（充電端子兼用）とイヤフォン／マイクコンボ端子を備えている。ワイヤレス通信は、Wi-Fi 5（IEEE 802.11ac）とBluetooth 5.1に対応している。

　ボディーサイズは約136.76（幅）×215.43（高さ）×7.99（厚さ）mmで、最も重たい構成の重量は約344gとなる。

オプションとしてフォリオケース（左）やスタンド機能付きクリアケース（右）も用意される