Lenovoがコンシューマー向けPCとタブレットの新モデルを一挙に発表CES 2023(2/4 ページ)

» 2022年12月20日 23時00分 公開
[井上翔ITmedia]

IdeaPad Slim 5i/5 Gen 8

 「IdeaPad Slim 5 Gen 8」はAMDのRyzenプロセッサを、「IdeaPad Slim 5i Gen 8」はIntelのCoreプロセッサを搭載するノートPCで、それぞれに14型モデルと16型モデルがある。

 先に紹介したIdeaPad Pro 5i/5 Gen 8と比べるとスペックに幅があり、ディスプレイは14型と16型、ボディーはメタル(アルミニウム)とプラスチックから選べることが特徴だ。ボディーカラーはCloud Grey、Abyss Blue(アビスブルー)とViolet(バイオレット:メタルボディーのみ)の3つから選べる。EMEA地域における発売予定時期と想定販売価格は以下の通りだ。

  • 14型AMDモデル:2023年5月発売予定/649ユーロ(約9万1000円)
  • 14型Intelモデル:2023年7月発売予定/699ユーロ(約9万8000円)
  • 16型AMDモデル:2023年5月発売予定/649.99ユーロ(約9万1000円)
  • 16型Intelモデル:2023年5月発売予定/749.99ユーロ(約10万5000円)
IdeaPad Slim 5 Gen 8 IdeaPad Slim 5 Gen 8(14型モデル/プラスチックボディー/Cloud Grey)

14型モデル

 CPUはAMDモデルがRyzen 3 7330U、Ryzen 5 7530U、Ryzen 7 7730Uのいずれかを、Intelモデルが「新型のCore i5/i7プロセッサ」を搭載している。メインメモリはAMDモデルがDDR4規格、IntelモデルがLPDDR5またはLPDDR5X規格で、容量はモデルによって8GBまたは16GBとなる(LPDDR5Xメモリの構成は16GBのみ)。ストレージはPCI Express接続のSSDで、容量はモデルによって256GB、512GB、1TBのいずれかとなる。

 ディスプレイはブルーライトカット機能付きの14型パネル(アスペクト比16:10)で、モデルによって以下のいずれかを搭載している。

  • IPS液晶パネル
    • WUXGA(1920×1200ピクセル)、最大300ニト、NTSC 45%
    • 2.2K(2240×1400ピクセル)、最大300ニト、sRGB 100%
  • 有機ELパネル
    • WUXGA、最大400ニト、DCI-P3 100%

 Webカメラは物理的なシャッター付きで、モデルによって「フルHD撮影対応」のものか「フルHD撮影/顔認証対応(ToFセンサー付き)」のいずれかを搭載している。

 ポート類は左側面にUSB 3.2 Gen 1 Type-C端子×2、HDMI 1.4b出力端子とイヤフォン/マイクコンボ端子を、右側面にUSB 3.2 Gen 1 Type-A端子×2とmicroSDメモリーカードリーダーを備えている。USB 3.2 Gen 1 Type-C端子はUSB PDによる電源入力とDisplayPort Alternate Modeによる映像出力をサポートしている。無線通信はWi-Fi 6EまたはWi-Fi 6とBluetooth 5.1に対応している。

 バッテリー容量はモデルによって47Whまたは56.6Whとなる。ボディーサイズは以下の通りで、最軽量構成の重量の目標値は1.39〜1.59kgだ。

  • プラスチックボディー:約312(幅)×221(奥行き)×17.9(厚さ)mm
  • メタルボディー:約312(幅)×221(奥行き)×16.9(厚さ)mm

16型モデル

 ディスプレイはブルーライトカット機能付きの16型IPS液晶(アスペクト比16:10)で、モデルによって以下のいずれかを搭載している。

  • WUXGA、最大300ニト、NTSC 45%
  • WUXGA、最大300ニト、NTSC 45%、タッチ対応
  • 2.5K(2560×1600ピクセル)、最大350ニト、sRGB 100%

 バッテリー容量はモデルによって47Wh、56.6Whまたは75.4Whとなる。ボディーサイズは以下の通りで、最軽量構成の重量の目標値は1.79〜1.99kgだ。

 他の主な仕様は14型モデルと同じである。ただし、IntelモデルのLPDDR5Xメモリ構成は用意されていない。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

最新トピックスPR

過去記事カレンダー