Lenovoは2月28日(中央ヨーロッパ時間)、コンシューマー向けのPC/タブレットの新製品を発表した。EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)地域では4〜7月に順次発売される予定だが、日本での展開は未定となっている。
「IdeaPad Flex 5i」は第12世代Core-Uプロセッサ(開発コード名:Alder Lake)を、「IdeaPad Flex 5」はRyzen 5000シリーズを搭載するコンバーチブル型2in1ノートPCで、それぞれ14型モデルと16型モデルが用意される。EMEA地域における発売予定時期と想定販売価格は以下の通りとなる。
14型モデルはStorm Grey(ストームグレー)、Cloud Grey(クラウドグレー)、Stone Blue(ストーンブルー)の3色から選択できる。ボディーは、モデルによってプラスチックかメタル(アルミニウム)のどちらかとなる(写真はプラスチック版)IdeaPad Flex 5iは、モデルによって以下のいずれかのCPUを搭載する。16型モデルの一部構成には独立GPUとして「Intel Iris Xe Graphics」も併載される。
メインメモリはLPDDR4x規格(増設/換装不可)で、容量はモデルによって4GB(※1)、8GB、16GBのいずれかとなる。ストレージはPCI Express接続のSSDで、容量はモデルによって128GB(※1)、256GB、512GB、1TBのいずれかとなる。OSはWindows 11 HomeまたはWindows 11 Proをプリインストールしている。
(※1)14型モデルのみ
ディスプレイのアスペクト比は16:10で、ハードウェアベースのブルーライトカット機能を備え、タッチ操作とペン入力に対応している(ペンは別売)。パネルの種類やスペックは以下のものを用意している。
Webカメラはプライバシーシャッター付きで、モデルによってHD(1280×720ピクセル)撮影に対応するセンサーかフルHD(1920×1080ピクセル)撮影に対応するセンサーを搭載している。
ポート類は左側面に電源入力端子、HDMI入力端子、Thuderbolt 4(USB4)端子、イヤフォン/マイクコンボ端子を、右側面にSDメモリーカードスロットとUSB 3.0 Type-A端子×2を備えている。Thunderbolt 4端子は、USB PD(Power Delivery)による電源入力とDisplayPort Alternate Modeによる映像出力も兼ねている。
無線通信はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)またはWi-Fi 5(IEEE 802.11ac)とBluetooth 5.xに対応している(※2)。
(※2)Bluetoothの対応バージョンの小数点以下は搭載するモジュールとOSバージョンによって異なる
バッテリーの駆動時間(MobileMark 2018を使った自社測定値)は以下の通りとなる。
本体のサイズと最軽量構成の重量は以下の通りだ。
IdeaPad Flex 5は、モデルによって以下のいずれかのAPU(GPU統合型CPU)を搭載する。独立GPUを備える構成は用意されない。
その他のハードウェアの基本仕様はIntelモデルと同様だが、以下の違いがある。
バッテリーの駆動時間(MobileMark 2018を使った自社測定値)は以下の通りとなる。
無線ディスプレイとしても使える12.6型Androidタブレット「Lenovo Tab P12 Pro」の実用性をチェックした
Lenovoが新型ゲーミングノートPCを発表 ワイヤレス充電対応のゲーミングマウスも
「ThinkPad X1 Extreme」「ThinkPad Pシリーズ」に新モデル 最新CPUを搭載してパワーアップ
Lenovoがアスペクト比16:10のモバイルディスプレイ「ThinkVision M14d」を披露 8月発売予定
Snapdragon 8cx Gen 3搭載 Lenovoがミリ波5G対応モバイルPC「ThinkPad X13s」を発表Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.