Microsoftは1月31日(現地時間)、1月に「Microsoft Teams」で実施したアップデート内容のまとめを公開した。
Microsoft Teamsの1月のアップデート内容まとめ1月版が公開された
主なアップデート内容は下記の通りだ。
- 学習管理システム(LMS)内で録画映像や出席簿の閲覧が可能:Microsoft Teams Meeting LTIアプリがLMS内で利用可能になった。この機能は、Teams Meeting LTIアプリを導入している全てのLMSで利用できるようになる
- ビデオギャラリーの変更:ギャラリー表示で、ミーティング画面に一度に表示できる以上の参加者がいる場合、ビデオギャラリーの下に追加の参加者を表示するためのナビゲーションコントロールが表示される
- ミーティングツールバーの操作性向上:挙手や表示モードの切り替え専用ボタンが追加された
- Metaの「Workplace Live」にTeamsのミーティングやウェビナーをライブストリーミング配信:Teamsのミーティングやウェビナーを、Metaの「Workplace Live」に直接ライブストリーミング可能になった。Workplace LiveアプリをTeamsチームミーティングやウェビナーに追加し、Workplaceアカウントでサインイン。ライブストリーミングしたいWorkplaceイベントを選択することで利用できる
ウェビナーテンプレートを選択すると、詳細を設定できる下記の拡張カスタマイズオプションが表示されるようになった
- Details:イベントの共同主催者を指定
- Presenter bios:後援者の顔写真やプロフィール
- Theming:登録ページやウェビナーに表示されるバナーやロゴ、カラースキームなどを設定
- Configuration:最大1000人までの登録人数を制限。利用規約などのアップロードにも対応
- Attendee status:登録者の参加状況などを表示
- Attendee reporting:参加状況を把握するためのデータを閲覧しながら、既存レポートや分析への簡単アクセス
- フェデレーショングループ通話:チャットからTeamsグループ通話を開始し、ビデオや画面の共有が可能に
- Teams RoomsでTeamsの会議からホワイトボードを起動可能:Teams Roomsユーザーは、ミーティングのコンテンツ共有機能を利用して、会議中に「Microsoft Whiteboard」を開始できるようになった
- Teams Roomsのギャラリー/ラージギャラリー/Togetherモードでの会議チャット:会議室コンソールを使用して、会議参加者やコンテンツと一緒に会議室のディスプレイでチャットを表示、または非表示にすることが可能
- Teamsルームのミーティング中通知の改善:ミーティング中の通知に対する新しい機能強化により、デスクトップアプリに近いユーザー体験を実現。アクションが必要な重要な通知は、ルーム画面の前面に引き続き表示される
- 検索メッセージの結果をクリックした後、チャットの会話スレッドを完全に表示する:Teamsでチャットメッセージを検索し、メッセージの結果をクリックすると、メッセージの新旧に関係なく、その結果に関連する会話の完全なコンテキストが表示されるようになった
- ボットチャットにおけるメッセージの編集/削除イベント対応:メッセージイベントに開発者がアクセス可能に。ボットチャットでメッセージのイベント更新にアクセスし編集や削除を行うことができる
- Power Automateポータルからファイルをアップロード可能:Power Automateポータル内でアップロードされたファイルは、Teams内の詳細表示ウィンドウに表示されるようになった
- 通知の粒度:管理者は「Intune」を使用して、ユーザーがスマートフォンのロック画面の通知で見ることができるコンテンツの種類を決定することができる
- 共有デバイスモードで、Android版「Outlook」と「Power Apps」を使用可能:サポートされているアプリにまとめてサインイン/サインアウトを行える共有デバイスモードで、OutlookとPower AppsがAndroid向けにパブリックプレビューになった。現在、Microsoft Teamsと「Managed Home Screen」が一般提供されている他、「Microsoft Edge」と「Yammer」もパブリックプレビューとなっている
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