1月末から先週末にかけて、複数のショップがSSDの価格表にCFD販売の「CFD Gaming PG5NFZ」シリーズを追加している。登場したのは2TBモデルの「CSSD-M2M2TPG5NFZ」で、価格は5万円弱だ(税込み、以下同様)。店頭販売では、PCIe Gen 5に対応する初のSSDとなる。
CSSD-M2M2TPG5NFZのシーケンシャル速度は、最高値でリード毎秒10GB/ライト毎秒9.5GB、ランダムアクセス速度の最高値はリード1500K IOPS/ライト1250K IOPSとなる。シリーズには、他に4TBと1TBのラインアップが用意されている。
注目度の高い製品ながら街全体の入荷数が少なく、先週末の時点で売り切れとなっているショップが多かった。パソコンSHOPアークは「初のGen 5対応ながら、2TBモデルとしては手を出しやすい価格帯なのも強みですね。勢いよく売れました」という。取材時点で在庫を確保していたドスパラ秋葉原本店も「需要を考えると、週末までにはなくなってしまう可能性は高いですね」と話していた。
ただし、今のところ発熱を気にしている人も少なくない様子だ。あるショップは「CFD Gaming PG5NFZシリーズも冷却ファン付きの大型クーラーを標準搭載していますし、2022年末にはASRockがPCIe Gen 5対応をうたうM.2 SSD用クーラー「Blazing M.2 Gen5 Fan-Heatsink」を投入しました。熱の吸引だけでなく、ケース内での放熱もしっかり考えないといけないでしょう」と説明する。
続いては、簡易水冷クーラーのニューフェイスを見ていこう。
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