14型液晶ディスプレイの解像度は、1920×1080ピクセル(フルHD)と一般的だ。パネルの表面は映り込みの少ないノングレア仕様で、色域も広くなく地味な見た目だが、標準の色温度も素直(sRGB標準の6500Kに近い)で破綻なく、実用十分な画面といえるだろう。
キーボードはアイソレーションタイプで、キーピッチは約19.1mmとゆったりとした間隔を確保している。配列のクセも少ない方だが、カーソルキーが少し小さいので、多用する人は注意したい。
キーストロークは約1.2mmだ。最近のPCとしては特に浅いというわけでもないが、スイッチの反発が少し強めのためか、上位モデルの「MousePro-NB5」シリーズなどと比べると少し頼りなさを感じる。
USBは、Type-CとType-A合計で3基を装備する。Type-C端子は、USB PDと画面出力(DisplayPort Alternate Mode)もサポートしており、モバイルディスプレイや外付けの液晶ディスプレイを活用した先進のワークスタイルにも対応可能だ。
画面出力としては、USB Type-Cに加えHDMI端子も搭載しており、本体装備の液晶ディスプレイと合わせて3画面の同時出力が行える。
通信機能は、1000BASE-T対応の有線LANの他、Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac)対応の無線LAN、Bluetooth 5.1を標準で装備する。
BTOでは通信モジュールもカスタム可能で、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax対応のIntel AX201)への変更も選べる。Wi-Fi 6は通信速度だけでなく接続台数などWi-Fi 5に対するアドバンテージは大きい。予算に余裕があれば、カスタマイズでこのIntel AX201へ変更(+6380円)しておくのがおすすめだ。
次にビデオ会議で役立つ機能やOS、そしてベンチマークテストの結果をチェックする。
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