一部のサードパーティー製UIカスタマイズアプリを利用している場合、Windows 11 22H2向けのプレビュー更新プログラム「KB5022913」をインストールすると、Windowsが起動しなくなる不具合が報告されている。
サードパーティー製UIカスタマイズアプリを使用している環境で、Windowsが起動しない不具合が報告されている
影響を受ける既知のサードパーティー製UIカスタマイズアプリはExplorerPatcherとStartAllBackの2つ。これらのアプリはサポートされていない方法でカスタマイズを行うことが多く、その結果、Windowsデバイスで意図しない結果が生じる可能性があるとしている。
回避策としては、KB5022913をインストールする前にこれらのサードパーティー製UIカスタマイズアプリをアンインストールすることが推奨されている。なお、StartAllBackに関しては、最新バージョン(v3.5.6以降)に更新することで、この問題を回避できる可能性があるとのこと。
Microsoftは現在調査中とのことだが、問題が発生した場合には、使用しているアプリの開発者に連絡するようにとしている。
Microsoftは2月28日(現地時間)、2月に「Microsoft Teams」で実施したアップデート内容のまとめを公開した。
Microsoft Teamsの2月のアップデート内容まとめが公開された
主なアップデート内容は下記の通りだ。
Microsoft Teams Premiumは、パーソナライズ・インテリジェント・セキュリティにフォーカスした有料プラン。AIによる自動字幕や改善された自動翻訳、カスタマイズされた会議テンプレートなどを使用できる。また、会議の出席者の画面共有などに固有の電子透かしを挿入したり、エンドツーエンド暗号化(E2EE)を適用したりできるなど、セキュリティ面でも強化される。
匿名ユーザーのタブをサポート :開発者は、Teams会議で匿名ユーザーのタブエクスペリエンスを表示できるようになる
対象を絞った会議中通知 :ボットを介して、会議中の特定の人に通知を送信できるようになる
外部会議向けのTeams カレンダー :Teamsカレンダーから直接、Virtual Appointments Teams 会議テンプレートを使用して外部会議を作成できる。外部の企業対顧客 (B2C) 会議用に調整されたカスタムフィールドが付属する
Virtual Appointment Graph API :開発者は、Graph APIを使用し、B2CシナリオのVirtual Appointmentsをプログラムで作成および管理することができる
iPhone/iPadのピクチャ・イン・ピクチャモード :iOS/iPadOSでピクチャ・イン・ピクチャモードが使用可能に。Teamsのウィンドウをサイズ調整し、任意の場所に配置できる
共催者がブレイクアウトルームの管理可能に :会議の共同主催者が、主催者と同様にブレイクアウトルームを作成、管理、移動できる
画面共有でのプレゼンターウィンドウの使いやすさの向上 :新しいプレゼンターウィンドウではコントロールが上部に配置され、画面共有中にアクティブなスピーカーの顔がはっきりと見えるように。「挙手」通知も表示される
認証の改善 :サインインの信頼性が向上し、ネットワーク停止の影響を軽減するとともに、電話の正しいオンライン/オフラインの状態がTeams管理センターに反映されるようになった。さらに、認証失敗時には詳細なエラーメッセージが表示される
Survivable Branch Applianceで新たな通話制御を実現 :ネットワークが停止した場合でも、Survivable Branch Applianceで通話制御を行うことができるようになる。連絡先の検索、名前によるダイヤル、通話履歴からの通話開始も行える
Teams Rooms Pro Management ポータルでのAndroidデバイスのサポート :Teams Rooms Pro Managementポータルが、Androidデバイスでの登録/監視およびレポートに対応した
配布グループ、メール対応セキュリティグループ、およびMicrosoft 365グループでTeamsチャットを開始 :配布グループ、Microsoft365グループ、またはメール対応セキュリティグループに対し、Teamsのチャットを通じて即座にアプローチすることが可能になった
user:bot チャットのメッセージに対するイベントの編集と削除のサポート :開発者が、userとbot間のチャットメッセージイベントにアクセスし、編集や削除が可能になった
Viva Insightsで送信スケジュールを提案 :勤務時間が異なる同僚にチャットメッセージを送信する必要がある場合、チャット作成ボックスでメッセージを入力し始めると、自動的にViva Insightsで送信スケジュールの候補が表示される
チャットで全員にメンションする :グループチャットで「@everyone」を使用すると、全員にメンションできるようになる
アクティビティフィードでの不在着信通知 :「通話」ボタンをクリックするだけで、Teamsのアクティビティフィードから不在着信に直接コールバックできるオプションが追加された
Parent Connectionを使用し、教師が生徒の保護者とコミュニケーション可能に。これにより、Teamsを介して保護者との仮想会議を簡単いスケジュールできるようになった。
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