1kg前後で気軽に持ち運べる13.3型モバイルPC「LAVIE N13」の最上位モデルを試す(3/3 ページ)

» 2023年03月08日 13時00分 公開
[山本竜也ITmedia]
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長時間動作するバッテリーを搭載

 LAVIE N1375/FAは大容量のバッテリーを内蔵しており、バッテリー駆動は最長18時間(JEITAバッテリ動作時間測定法Ver.2.0)となっている。Core i3-1215U搭載モデルや直販モデルでは標準バッテリーも選択可能だ。こちらだと最長12時間と短くなるが、その分、本体重量が約50g軽くなる。

 バッテリー駆動時間をPCMark10のバッテリーテスト(Modern Office)で計測してみたところ、約7時間30分(バッテリー容量が100%から6%になるまで)という結果になった。ただしテスト中、画面の輝度は最高設定で行ったため、輝度を下げれば稼働時間はもう少し伸びるはずだ。公称値には及ばないものの、これだけ動作すれば外出時の作業も安心して行える。

 なお、製品には出力45WのACアダプター(USB Type-C接続)が付属するが、USB PD対応のモバイルバッテリーなどからも充電が可能だ(全ての機器での動作を保証するものではない)。出力が45W以上ないと使用中に充電できない可能性もあるが、最近のモバイルバッテリーは高出力なものが増えているので、あまり困ることはないだろう。

LAVIE N13 NECPC 13.3型 モバイルノートPC 春モデル 製品には出力45WのACアダプターが付属している

 本製品は全体的にスタンダードなモバイルPCで、これといった欠点もない。本格的なゲーム目的や動画編集、画像編集といったクリエイティブ用途には向かないが、フルサイズの打ちやすいキーボードも備えており、ビジネス文章や学生のレポート作成などがはかどりそうだ。

 価格は評価機の最上位モデルが22万円前後(税込み、以下同様)、Core i5モデルが20万円前後、Core i3モデルが18万円前後となっている。いずれのモデルもMicrosoft Office Home & Business 2021がバンドルされており、買ってすぐに利用可能だ。ボディーカラーやOSを含めたスペックをカスタマイズしたい場合は、直販のLAVIE Direct N13をベースに選びたい。

 ほぼA4サイズで、重さも約1Kgと軽量なLAVIA N13は、モバイルPCとして気軽に持ち運んで使用するのにぴったりだろう。新生活を迎える際に、最初に購入するPCとしてもおすすめだ。

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