PITAKAのワイヤレス充電対応iPad Proケースとスタンドの組み合わせは思った以上に快適だった(1/2 ページ)

» 2023年04月06日 12時00分 公開
[山本竜也ITmedia]
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 3月20日、PITAKA(中国Shenzhen Lingyi Innovation Technolog)がiPad Pro向けのカバーケース「MagEZ Case Pro for iPad Pro」を発売した。11インチモデル/12.9インチモデル(2022/2021)向けの2サイズがあり、価格はどちらも1万3499円(税込み、以下同様)だ。

 PITAKAといえば、アラミド繊維を利用したケースでおなじみだが、本製品もアラミド繊維を利用しており、装着していることを感じさせない薄型のケースとなっている。今回、12.9インチiPad Pro向けのケースをメーカーからお借りしたので、簡単に紹介しよう。

「MagEZ Case Pro for iPad Proと別売りのMagEZ Charging Stand 「MagEZ Case Pro for iPad Pro」と「MagEZ Charging Stand」を合体させたところ

iPad Proのケースを装着したままでワイヤレス充電が可能に

 PITAKAからは、これまでもiPad Pro用ケースをリリースしていたが、本製品は独自のマグネット充電機能を搭載しており、付属の充電ユニットや別売りの充電スタンド「MagEZ Charging Stand」を使い、ワイヤレスで充電できるのが特徴となっている。

MagEZ Case Pro for iPad Pro。USB Type-C接続の充電アダプター(右)が付属している MagEZ Case Pro for iPad Pro。USB Type-C接続の充電アダプター(右)が付属している。ただし、ACアダプターは別売なので注意したい

 デザインは12.9インチ、11インチとも共通で、シルバーグレイ、黒/グレーツイル柄、黒/ブルーツイル柄、ラプソディー、オーバーチェアの5カラーが用意されている。

今回使用したのはラブソディーだ。ちなみに、ケースカバーを装着したままでも第2世代Apple Pencilの充電は行える 今回使用したのはラブソディーだ。ちなみに、ケースカバーを装着したままでも第2世代Apple Pencilの充電は行える
プリント柄ではなく、着色した繊維を編み込んでいる浮織デザインを採用する。さらさらとした手触りながら、グリップもしっかりとしていて独特の感触がある プリント柄ではなく、着色した繊維を編み込んでいる浮織デザインを採用する。さらさらとした手触りながら、グリップもしっかりとしていて独特の感触がある
MagEZ Case Pro for iPad Pro(左)と、ワイヤレス(マグネット)充電に対応しない従来のMagEZ Case 2(右) MagEZ Case Pro for iPad Pro(左)と、ワイヤレス(マグネット)充電に対応しない従来のMagEZ Case 2(右)。並べてもほぼ分からないが、MagEZ Case Proの方が縦にやや長く、厚みが薄い

 背面下部にはポゴピンもあり、ケースを装着したまま「Magic Keyboard」を利用可能だ。iPad Proと同じカ所にマグネットが入っているので、装着強度も問題はない。

ケース下部のマグネットの様子 ケース下部に内蔵されるマグネット

 また、ケース下部にUSB Type-C端子が出ており、これが背面の×時の充電部につながっている。このため、ケース装着中はUSB Type-Cが使えない。

ケース内側にiPad ProのUSBに接続するための端子が出ている。USB端子の下にあるポゴピンは、Magic Keyboard接続用のものだ ケース内側にiPad ProのUSBに接続するための端子が出ている。USB端子の下にあるポゴピンは、Magic Keyboard接続用のものだ

 ただし、このUSB Type-C部分は可動式になっており、ケースを装着したままUSB Type-C端子を露出させることが可能だ。若干硬く、あまり頻繁に開け閉めすると端子部を痛めてしまいそうだが、PCと接続したい場合やなんらかの周辺機器を使いたい場合には便利だろう。

ケース内部で充電端子が結ばれている ケース内部で充電端子が結ばれている
USBは露出可能だが、カバーがかなり固く、斜めに抜き差しすることになるので、端子部の損傷に気をつけたい USBは露出可能だが、カバーがかなり固く、斜めに抜き差しすることになるので、端子部の損傷に気をつけたい

 MagEZ Case Proは、これまでにiPad mini 6向けの「MagEZ Case Pro iPad mini 6」が発売されており、充電部の仕組み自体は同じになっている。筆者は個人的にiPad mini 6向けのMagEZ Case Proを利用しているのだが、USBポートがふさがれてしまうことだけが欠点だと感じていた。これが解消されているiPad Pro向けは、かなり理想に近いのではないかと思う。

iPad mini 6向けの「MagEZ Case Pro」(右)。iPad mini向けは、USB端子がケースカバーでふさがってしまう iPad mini 6向けの「MagEZ Case Pro」(右)。iPad mini向けは、USB端子がケースカバーでふさがってしまう

 PITAKAでは、本製品をより生かすべく、充電スタンド「MagEZ Charge Stand」を用意している。こちらのMagEZ Charging Standは、iPad mini 6向けと同じものだ。

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