3月20日、PITAKA(中国Shenzhen Lingyi Innovation Technolog)がiPad Pro向けのカバーケース「MagEZ Case Pro for iPad Pro」を発売した。11インチモデル/12.9インチモデル(2022/2021)向けの2サイズがあり、価格はどちらも1万3499円(税込み、以下同様)だ。
PITAKAといえば、アラミド繊維を利用したケースでおなじみだが、本製品もアラミド繊維を利用しており、装着していることを感じさせない薄型のケースとなっている。今回、12.9インチiPad Pro向けのケースをメーカーからお借りしたので、簡単に紹介しよう。
PITAKAからは、これまでもiPad Pro用ケースをリリースしていたが、本製品は独自のマグネット充電機能を搭載しており、付属の充電ユニットや別売りの充電スタンド「MagEZ Charging Stand」を使い、ワイヤレスで充電できるのが特徴となっている。
デザインは12.9インチ、11インチとも共通で、シルバーグレイ、黒/グレーツイル柄、黒/ブルーツイル柄、ラプソディー、オーバーチェアの5カラーが用意されている。
背面下部にはポゴピンもあり、ケースを装着したまま「Magic Keyboard」を利用可能だ。iPad Proと同じカ所にマグネットが入っているので、装着強度も問題はない。
また、ケース下部にUSB Type-C端子が出ており、これが背面の×時の充電部につながっている。このため、ケース装着中はUSB Type-Cが使えない。
ただし、このUSB Type-C部分は可動式になっており、ケースを装着したままUSB Type-C端子を露出させることが可能だ。若干硬く、あまり頻繁に開け閉めすると端子部を痛めてしまいそうだが、PCと接続したい場合やなんらかの周辺機器を使いたい場合には便利だろう。
MagEZ Case Proは、これまでにiPad mini 6向けの「MagEZ Case Pro iPad mini 6」が発売されており、充電部の仕組み自体は同じになっている。筆者は個人的にiPad mini 6向けのMagEZ Case Proを利用しているのだが、USBポートがふさがれてしまうことだけが欠点だと感じていた。これが解消されているiPad Pro向けは、かなり理想に近いのではないかと思う。
PITAKAでは、本製品をより生かすべく、充電スタンド「MagEZ Charge Stand」を用意している。こちらのMagEZ Charging Standは、iPad mini 6向けと同じものだ。
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