プロ絵師が「iPad Pro 2022」をレビュー! 「ホバー以外に得るものがなく、ホバーのために得る価値がある」という境地に至った理由ある日のペン・ボード・ガジェット(1/4 ページ)

» 2023年03月02日 12時00分 公開
[refeiaITmedia]

 こんにちは! イラストレーターのrefeiaです。今日は2022年10月に発売された「iPad Pro 2022年モデル」をチェックしていきましょう。

 iPad Pro 2022年モデルは、2021年のモデル(第5世代)がApple M1チップを搭載していたのを、M2チップに更新した以外には大差ないです。大差ない……のですが、その中にイラスト用途では目玉とも言える機能が追加されています。「Apple Pencilによるポイント機能」、つまりホバー機能です。

 ホバーの欠如は、これまでのApple Pencilの最大の弱点の1つで、自分はホバーカーソルがあるのが当たり前の液タブで育った身なので「当たり前ができない」のを苦々しく思っていました。それが解消したなら見ないでおくわけにはいかないです。

 というわけで、「12.9インチiPad Pro」をお借りしてチェックしていきましょう。

第6世代の「12.9インチiPad Pro」 第6世代の「12.9インチiPad Pro」に、別売の「Magic Keyboard」と「Apple Pencil(第2世代)」を加えたフルセットです

外観や機能をチェック

 外観や機能は2018年から多くが見慣れているので、最近のトピックに絞ってさっくり行きますね。

iPad Proの12.9インチモデルは2021年以降わずかに分厚くなりましたが、多くのアクセサリーがそのまま使えます iPad Proの12.9インチモデルは2021年以降わずかに分厚くなりましたが、多くのアクセサリーがそのまま使えます

 iPad Pro 2022は11インチと12.9インチモデルがあり、どちらもMacBookシリーズなどに採用されるのと同じM2チップを搭載していて、非常に高性能です。

 MシリーズのチップはMac用に開発されたチップなので、スマホとタブレットに対応できればよかった従来のAシリーズに対して、PCとして動かすために必要とされるインタフェースなども含まれています。そのため、大容量のメインメモリによるリッチなマルチタスクや、サブディスプレイで画面を拡張する機能もiPad Proで実現しています。

この記事では詳しくは触れませんが、マルチディスプレイとマルチウインドウという、PCのような使い方ができるようになりました この記事では詳しくは触れませんが、マルチディスプレイとマルチウインドウという、PCのような使い方ができるようになりました

 ディスプレイは120Hz駆動に対応したRetia解像度(2732×2048ピクセル)の液晶ディスプレイで、12.9インチモデルは2021年から、ミニLEDを採用した「Liquid Retina XDR」ディスプレイにアップグレードされています。

 これらの機能は比較的最近導入されたものなので、便利に、自然に、たくさん活用できる時が来るのはもう少し先でしょう。

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月15日 更新
  1. メモリは64GBキットを断念する空気感――128GBは何と20万円前後に (2025年12月13日)
  2. スマートホーム“ガチ勢”向け「SwitchBot AIハブ」を試す 映像内の“出来事”をトリガーに家電操作できるAIカメラ実現 (2025年12月15日)
  3. 相次ぐPC向けメモリ/ストレージ価格の“高騰” 台湾・台北は日本と比べてどうか調べてきた (2025年12月12日)
  4. マウスコンピューターが「パソコンは早めに買って」とアナウンス Webサイトは接続困難に (2025年12月11日)
  5. Pebbleのスマートリング「Index 01」受注スタート/GoogleがXR向けOS「Android XR」採用のAIグラスを2026年に発売 (2025年12月14日)
  6. 8年半ぶりに「MPOWER」が復活、DDR5-10200対応で4万円台/Noctua最強空冷の“黒”もついに登場 (2025年12月15日)
  7. 「電卓+ギター」という発想で生まれた電子楽器「KANTAN Play Core」 インスタコード・ゆーいち氏の新作 楽譜が読めなくても“音ゲー”感覚で弾けた (2025年12月11日)
  8. 「これで年単位の品薄が確定」――“Crucial撤退ショック”のPCパーツショップ (2025年12月06日)
  9. PC不要でVHSをデジタル化できる「Portta ビデオキャプチャー」がセールで1万7500円に (2025年12月15日)
  10. 64GB構成すら“絶望”が近づく中で、CUDIMMの人気が再上昇 (2025年11月29日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー