モデルチェンジの理由は? 第5世代12.9インチiPad Pro用「Magic Keyboard」の秘密を探る厚みの違いだけではなかった(1/3 ページ)

» 2021年08月03日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]

 新しくApple M1チップを搭載した第5世代の12.9インチiPad Proでは、オプションのMagic Keyboardが新モデルに刷新されている。新モデルは第3〜5世代全てに対応する一方、従来モデルは第3〜4世代のみサポートということで、新しい第5世代の12.9インチiPad Proに対応するMagic Keyboardを購入するとなると、新モデル一択ということになる。

 外観は同じ、またiPad Proを浮かせるフローティング構造やキー配置といった特徴も同一ながら、対応機種が違っているのは、少々謎めいている。iPad Pro本体の厚みが増したため、それに合わせてモデルチェンジが行われたのではと言われているが、その厚みの違いにしてもわずか0.5mmの差でしかない。

 この新Magic Keyboard、実は厚みだけでなく、他のとある部分にも手が加えられているのだが、Appleの製品ページでは明確な説明がない。今回はこの製品について、新登場のホワイトモデルを用い、従来モデルとの違いを中心に特徴を紹介していく。

Magic Touch Keyboard 白 新しく登場した第5世代の「12.9インチiPad Pro」に、Magic Keyboardのホワイトモデルを装着した状態

関連記事

iPad Proとマグネットで吸着。トラックパッドを搭載

 まずは本製品の特徴をおさらいしておこう。本製品は、iPad Proにマグネットで吸着させて使用する専用キーボードで、閉じた状態では表面と裏面をカバーできることが特徴だ。Smart Connectorを採用することから、Bluetoothキーボードのようなペアリングを必要とせず、吸着させるだけですぐに利用できるのが利点だ。

Magic Touch Keyboard 白 トラックパッドも備えており、見た目はノートPCと相違ない
Magic Touch Keyboard 白 背面。ディスプレイ部が浮いた状態になっていることが分かる
Magic Touch Keyboard 白 閉じると表面と裏面を保護するカバーになる
Magic Touch Keyboard 白 12.9インチ用ということで、横幅は約28.5cmとかなり大きい
Magic Touch Keyboard 白 iPad Pro本体(左)と並べたところ。カメラ部は穴が開いており段差を緩和する
Magic Touch Keyboard 白 Smart Connector(丸印)を吸着させることでペアリングなしで接続できる

 本製品の大きな特徴として、キーボードの手前にトラックパッドを搭載していることが挙げられる。従来のSmart KeyboardでiPadのポインターを動かすにはBluetoothマウスなどが必要だったが、本製品ならば単体で操作できる。特にテキスト入力中、キーボードから指を離さずにポインターを動かせるのは便利だ。

 トラックパッド搭載の副産物として、パームレストが用意されているのも見逃せない。これにより、膝の上など不安定な場所で使う場合も、手のひらの付け根でキーボードを押さえながら安定してキー入力を行える。パームレストにあたるスペースが、キーボード手前にないSmart Keyboardにはないメリットだ。キーの打ちやすさという意味では、かなりの恩恵がある。

Magic Touch Keyboard 白 キーボード手前にトラックパッドを搭載する
Magic Touch Keyboard 白 幅は実測で約98mmある
Magic Touch Keyboard 白 高さは実測で約50mmだ
Magic Touch Keyboard 白 トラックパッド左右のパームレスト。奥行きは約60mmほどある

 次に、従来モデルとの違いを細かく見ていこう。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年08月20日 更新
  1. ビジネスシーンにもなじむチタンボディー! 本格ランウォッチ「Amazfit Cheetah 2 Pro」を日常使いしてみた (2026年08月19日)
  2. Snapdragon X2 Elite搭載「Surface Laptop 13.8インチ」「Surface Pro 13インチ」は快適に使えるのか? パフォーマンスと互換性をチェックして分かったこと (2026年08月18日)
  3. アイオー、レコーダーソフト「BDレコ」「DVDレコ」が他社製Blu-rayレコーダーからのダビングに対応 (2026年08月18日)
  4. 14万円のARグラス「ROG XREAL R1」を試す 最大240Hz表示の滑らかな大画面は魅力だが、8万円台のベース機とどちらを買うべきか (2026年08月18日)
  5. 白ボディーに赤いアクセントが映える「G TUNE DG-I7A70」の実力を検証 Radeon RX 9070搭載のミニタワーPC (2026年08月19日)
  6. 壁から約15cmで100型のシアター環境! AWOL Visionの超短焦点4Kトリプルレーザープロジェクター「Aetherion」シリーズが日本上陸 Makuakeで先行予約開始 (2026年08月18日)
  7. モバイルディスプレイの“置き場所問題”はこれで解決! マグネットスタンドが優秀な「エスプレッソ ライト 15」を試す (2026年08月17日)
  8. エレコム、USB Type-C接続に対応したHDMI出力アダプター (2026年08月18日)
  9. グラボ高騰が止まらない! RTX 5090は100万円超えの可能性も、「組むなら8月中」の声 (2026年08月15日)
  10. ZERO ZERO ROBOTICS、飛行撮影も楽しめる2in1設計のジンバルカメラ (2026年08月19日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー