約3.3万円の差は意外と大きい? NECPCのAndroidタブレット「LAVIE Tab T11(液晶モデル)」の実力をチェック!(1/3 ページ)

» 2023年05月03日 06時00分 公開
[山本竜也ITmedia]
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 NECパーソナルコンピューター(NECPC)が4月13日、11.5型Androidタブレット「LAVIE Tab T11」の新モデルを発売した。直販価格は5万6980円(税/送料込み、以下同)からとなる。

 「あれ、新モデルって2月に出ていたのでは?」と思うかもしれないが、2月に発売されたのは、11.2型のプレミアムモデル「T1195/FAS」で、PC USERでもレビューを行っている。

 今回の新モデル「T1175/FAS」(直販価格6万280円)は、画面のサイズが11.2型から11.5型と少しだけ大きくなった一方で、パネルが有機ELから液晶に変更されている。また、SoC(System-on-a-Chip)は同じくMediaTek製ではあるものの、「Kompanio 1300T」から1ランク下に相当する「Helio G99」となった。言ってみれば「LAVIE Tab T11のスタンダードモデル」という位置付けだ。

 先日レビューしたT1195/FASと、今回レビューするT1175/FASの価格差は3万3000円。この差がどのような違いをもたらすのか、実際に使った上での所感をお伝えしよう。

T1175/FAS LAVIE Tab T11(T1175/FAS)に、オプションの「スタンドカバー付きキーボード」を装着した図
仕様の差異 T1195/FASと、T1175/FASの主な仕様。直販ベースでは3万3000円の価格差がある

SoCはミドルレンジタブレットの“定番”を採用

 先述の通り、T1175/FASが搭載するSoCはMediaTek Helio G99である。Helio G99は2022年5月に発表されたミドルレンジのSoCで、CPUコアはパフォーマンスコアに相当する「Cortex-A76」が2基(最大2.2GHz駆動)、高効率コアに相当する「Cortex-A55」が6基(最大最大2GHz駆動)の計8コア構成となる。GPUコアは、Armオリジナルの「Mali-G57 MC2」である。

 メインメモリは6GB(LPDDR4X規格)で、内蔵ストレージは128GBを備える。microSDメモリーカードも搭載可能だ。なお、直販限定でメインメモリを4GBとした「TAB11/202」というモデルもあるが、T1175/FASとの価格差は3300円しかないので、よほどのことがなければ素直にT1175/FASを購入したい。

 OSは、タブレットやフォルダブル(折りたたみ可能)端末に最適化された「Android 12L」をプリインストールしている。T1195/FASが通常の「Android 12」を採用しているのと比べると、ある意味でこの点は“勝っている”といえるだろう。

 本体サイズは269.1(幅)×169.4(高さ)×7.4(厚さ)mmで、重さは約520gだ。T1195/FASと比べると、高さと厚さと重量は増している。

比較 直販サイト(NEC Direct)では、T1175/FASからメインメモリの容量を削減した「TAB11/202」というモデルも販売されているが、価格差はわずか3300円である

ディスプレイは「液晶」に 高リフレッシュレート表示も可能

 ディスプレイは11.5型で、T1195/FASよりもわずかに大きい……のだが、解像度は2560×1536ピクセルから2000×1200ピクセルに落とされている。アスペクト比は「5:3」を維持しつつも、パネルは有機ELから液晶に変更されている。

 液晶ディスプレイになったとはいえ、発色は良好で、視野角も広めである。普段使いには十分な表示性能を備える。ただし、HDR(ハイダイナミックレンジ)表示には対応していない。

ディスプレイ ディスプレイは有機ELから液晶に変更されているが、発色は良好で十分な品質を確保している

 この液晶ディスプレイのリフレッシュレートは最大120Hzで、標準設定では表示内容に応じてレートを自動調整する「アダプティブ」となっている。「60Hz」ないし「120Hz」に固定したい場合は、端末設定から変更可能だ。

 なお、高リフレッシュレート表示は、バッテリーの消費を早める。バッテリー消費を抑えたい場合は「60Hz」で固定するのもアリかもしれない。

リフレッシュレート設定 ディスプレイのリフレッシュレートは、最大120Hzとなる。標準では動的にリフレッシュレートを調整する「アダプティブ」に設定されている
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