iPad向けには、本体を保護するためのケースが多数発売されているが、カバンに入れて持ち運ぶことが多いのでディスプレイもしっかりと保護したいところだ。そこで今回は、PITAKA(中国Shenzhen Lingyi Innovation Technolog)から発売されているiPad Pro向けの「MagEZ Folio 2」を紹介しよう。
PITAKAと言えばアラミド繊維を使ったケースを思い浮かべるが、残念ながらMagEZ Folio 2はアラミド繊維ではなくプレミアムPUレザーを使った保護カバーだ。iPadの裏面に貼り付け、開閉式のカバーがディスプレイを保護するというもので、カバーを折りたたむとスタンドとしても利用できる。
MagEZ Folio 2は、12.9インチiPad Pro(2022/2021/2020/2018)用と、10.2インチiPad Air(2022/2020)と11インチiPad Pro(2022/2021/2020/2018)の兼用があり、価格はどちらも7499円(税込み、以下同様)だ。カラーバリエーションは12.9インチ用と11インチ用どちらも黒と白が用意されている。
同様の保護カバーとしては、Apple純正の「Smart Folio」(12.9インチ用が1万5800円/11インチ用が1万2800円)もあるが、Smart Folioが横向きのスタンドとしてしか利用できないのに対し、MagEZ Folio 2は縦向きのスタンドとしても使えるのが特徴となっている。
これを可能としているのが、カバーを三角形にする特殊な折り方だ。特殊と言っても、折り方自体は山折りと谷折りの2種類のみ。本体の向きを変えることで、iPad Proを4つの角度で使用できる。
上の2つと下の2つがそれぞれ同じ折り方だ。左上が縦向きで角度は62度、右上が横向きで57度。下側は上下を入れ替えただけで、左下は34度、右下が53度になる。57度と53度はほぼ違いがないので、実際に使うのは3パターンかもしれない側面にはApple Pencilをホールドするストラップも備えている。構造的にカバーの開き止めのようにも見え、実際、その用途も兼ねていると思うが、カバー自体がマグネットでディスプレイに張り付くので、このストラップがなくても勝手に開いてしまうことはなさそうだ。
PITAKAのワイヤレス充電対応iPad Proケースとスタンドの組み合わせは思った以上に快適だった
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