今週、ツクモ各店のグラフィックスカード売り場には、PNY TechnologiesのGeForce RTX 4070 Ti搭載カード「RTX 4070Ti 12GB XLR8 Gaming VERTO EPIC-X ARGB 3FAN」が新たに並んだ。価格は12万8000円弱(税込み、以下同様)だ。
2023年1月にGPU販売解禁とともに登場した同社のオーバークロックモデル「RTX 4070Ti 12GB XLR8 Gaming VERTO EPIC-X ARGB OC 3FAN」の標準クロックモデルで、ツクモ各店のみの限定販売品となる。
TSUKUMO eX.は「オーバークロック以外の仕様は同じです。それでいて通常売価の価格が13万円を切っているので、かなりお得だと思います」とプッシュしていた。
そうした値頃な新製品が登場する一方で、「そろそろPCパーツ全体で値上がりが来そう」と不安がる声が方々で聞かれるようにもなっている。
背景には最近の円安傾向がある。某ショップは「一度140円に達したことでスイッチが入った感があります。代理店単位でズレはあるでしょうが、各社のキーマンがCOMPUTEX TAIPEIから戻ってくる週明けあたりから動きだす可能性は大いにあるでしょうね」と話していた。
別のショップも「ジャンル単位で見ても値下がりに進む要素はあまり見当たらず、今は現状維持で踏み止まっているという感じがします。後はいつ値上がりに転じるかですよね」とみる。
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