1月5日23時、NVIDIAの新GPU「GeForce RTX 4070 Ti」を搭載したグラフィックスカードの販売が解禁となった。価格は15万円弱から18万円弱(税込み、以下同様)の間だ。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店など、夜間販売を実施するショップもあった。
GeForce RTX 4070 Tiは、2022年11月に登場した「GeFroce RTX 4080」の下位にあたるGPUで、発表当初は「GeForce RTX 4080(12GBモデル)」として知られたラインアップだ。リファレンスカードはGDDR6Xを16GB、CUDAコアは7680個搭載し、消費電力は285Wとなる。
販売開始直後の反響は、それほど大きくなかった様子だ。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「RTX 4080よりは反応が良かったですが、RTX 4090ほどではないですね」と話していたが、「(反響は)RTX 4080カード以下だった」と答えるショップも複数あった。
あるショップは「モノはいいんですよ。RTX 3090 Tiより消費電力が低くて高いパフォーマンスが出せるわけですから。でも、予算をちょっと足せば16GB積んでいるRTX 4080に手が届きますし、それならもうちょっと足してRTX 4090までいけてしまう。つまるところ『それなら一番上を』ということになっちゃうんですよね」と明け透けに語っていた。
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