米Orbicが2万円台から買えるAndroidタブレットなどで日本市場へ進出──使いこなせない機能、高い端末価格へ「リアル」を突きつける!(2/3 ページ)

» 2023年06月05日 12時00分 公開
[渡辺まりか,ITmedia]

Orbic TAB10R 4G

 Orbic TAB10R 4Gは、TAB8 4Gの「ビッグブラザー」(エドリン氏)、つまり上位モデルという位置づけの10.1型TFT液晶を搭載したタブレットだ。MIL-STD-810Gに準拠しており、防水防じん性能はIP65相当となる。屋外作業の多いエンジニア、倉庫や物流作業の従事者など仕事で活用できるだけでなく、多少乱暴にモノを扱ってしまう子どもなどの教育用にも向いている。

Orbic TAB10R 4G 上位モデルとなる「Orbic TAB10R 4G」

 こちらは4GBのメモリと64GBのストレージを搭載する。メインカメラにはフラッシュ付きでF値2.2の13メガピクセルを備える。オンラインミーティングを想定してか、フロントカメラは横置きした際にベゼルの上部中央に来る配置で、画素数は8メガピクセル、F値は2.2となっている。

Orbic TAB10R 4G Orbic TAB10R 4Gのメインカメラ。下にフラッシュが見える
Orbic TAB10R 4G Orbic TAB10R 4Gのフロントカメラは、横置きした際、自然にフレームに入るよう、ベゼルの長辺中央に配置されている

 バッテリー容量は6000mAhで、Quick Charge 2.0に対応しており、付属する充電器は18W出力のものになる。USBケーブルやスタイラスペン、SIMツール、クイックスタートガイドもセットになる。また別売ではあるが、キックスタンドも用意されている。

Orbic TAB10R 4Gスタイラスペン Orbic TAB10R 4Gに付属するスタイラスペン
Orbic TAB10R 4G Orbic TAB10R 4Gの左側面。横置きの際は底面になる。USB Type-C端子と3.5mmヘッドフォンジャックはここにある
Orbic TAB10R 4G USB端子はしっかりとカバーされている
Orbic TAB10R 4G Orbic TAB10R 4Gの右側面。縦置きの際は上部になる。ここに電源ボタンや音量調節ボタンが並ぶ。細かいところだが、これらのボタン類はOrbicのロゴマークと同じカラーになっている
Orbic TAB10R 4Gのキックスタンド 後述するサステナブルなアクセサリーブランド「dbramante 1928」が手がける別売のキックスタンド。軽いがチープ感はなく、しかも剛性が高そうだと感じた

 ボディーサイズは約260(幅)×173.6(奥行き)×9.6(厚さ)mm、重量は約690gで、カラーはブラックのみとなる。スタイラスペンは縦持ちした際の下部にマグネットで吸着する仕様で、置き忘れなどの心配がない。法人利用を想定し、企業向けMDM(Mobile Device Management)にも対応する。想定売価は3万9800円だ。

Orbic TAB10R 4G Orbic TAB10R 4Gの下部。横置きの際は右側面になるが、ここにスタイラスペンをマグネットで吸着できる
Orbic TAB10R 4Gの画面分割 画面分割にも対応しており、広いディスプレイのメリットを生かせる

完全ワイヤレスイヤフォン「Orbic Ear Buds」も発売

 なお、Orbic製品専用アクセサリーを開発するのは、関連会社であるデンマークのデザインブランド「dbramante 1928」(ディブラマンテ 1928)だ。同社は環境保全団体WWFとパートナーシップを結び、環境配慮企業のイニシアチブとなるSBTI(Science based Target Initiative)認証を受けた「唯一のCE適合ケースブランド」(アダモポウロス氏)だという。

 また、発表端末と合わせて使える完全ワイヤレスイヤフォン「Orbic Ear Buds」も紹介された。

完全ワイヤレスイヤフォン「Orbic Ear Buds Orbic Ear Buds」

 片耳のみでもモノラルヘッドセットとして使えるのが特徴で、接続はBluetooth 5.2、通信距離は約10m、BluetoothプロトコルはHFP/HSP/AVRCP/A2DP、対応コーデックはSBCとAACで、ノイズキャンセリング機能を搭載する。

 本体にはそれぞれ容量45mAh、ケースには350mAhのバッテリーを内蔵し、70%の音量での連続通話時間は最大3.5時間、音楽再生時間は最大5時間となっている。

 重量は片耳で約5.2g、充電ケースが約28.2gとなる。カラーはブラックのみで、想定価格は4800円だ。

Orbic Ear Buds ごく一般的な完全ワイヤレスイヤフォンだが、5000円を切る“財布に優しい価格”だ。発表会では音質などを試せなかった

 今回発表されたタブレットには、Orbicオリジナルのクラウドサービス「Orbic Cloud」が付帯する。これは、同名のアプリをインストールすることで、無料で5GBのクラウドストレージ領域を使えるというものだ。

 iOSもサポートされているため、家族や友人へ共有することができる。ユーザーが必要に応じて拡張/整理を行えるソリューションについては、有償化を含め検討中だという。

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