来る7月11日と12日に開催されるビッグセール、「Amazonプライムデー」の先行セールが7月9日にスタートした。
スマートリモコンなどIoTプロダクトを開発、販売しているNatureは、スマートリモコンや、HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)機器の「Nature Remo E」(ネイチャー リモ イー)など6種類7モデルがセール対象やクーポンによる値下げ対象になっている。そのうち、4種類5モデルは先行セールから期間いっぱいの12日まで販売する。
11日からは、スマートホーム共通規格である「Matter」に対応した「Nature Remo nano」もセール対象品になる。最大割引率は27.5%だが、15.1%オフのNature Remo Eは値引き額が6020円と大きい。
Natureでは、Nature Remo nanoの発売と、累計販売台数60万台突破を記念したSNSキャンペーンを7月10日まで開催中だ。TwitterとInstagramで開催されている同キャンペーンで当選するのを待つか、セール中に買うかを決めるのは悩ましいところだ。当選連絡は7月下旬だが、プライムデーの期間は7月12日午後11時時59分までとなる。
Nature Remoシリーズはタイマーや連携しているスマホの位置情報、搭載しているセンサーの情報など、条件を設定しておけば自動操作が可能なスマートリモコンだ。搭載しているセンサーは機種によるが、温度/湿度/照度/人感の4種類がある。
7月9日の先行セール対象品は、4つのセンサーを装備しているフラッグシップモデルの「Nature Remo 3」と、温度センサーのみとなり赤外線飛距離を約1.5倍にした「Nature Remo mini 2 Premium」の2種類3モデルだ。
Nature Remo 3は、2割引となる2000円オフで購入できる。人感センサーを駆使すれば、省電力につながるかもしれない。
上がり続ける電気代と気温で、消費電力量が気になるという人は多いことだろう。「Nature Remo E lite」(ネイチャー リモ イー ライト)は、コンセントにつなぐだけで、連携した家庭のスマートメーターの電力消費情報を、スマホの「Nature Remo」アプリでリアルタイムに確認できるようにする製品だ。
Nature Remoシリーズと組み合わせれば、消し忘れた家電を遠隔で操作することも可能で、省電力に役立つ。
太陽光発電システムや、蓄電池などを家に取り付けているのであれば、Nature Remo Eの方が便利だろう。太陽光発電設備の発電や売電状況、蓄電池の充放電量をリアルタイムにアプリで確認したり、出先から蓄電池やV2H(Vehicle to Home/電気自動車に貯めた電力を家に使うこと)のコントロールをしたりすることもできるからだ。Nature Remo Eは商品ページから適用できるクーポンで特別価格になる。
【修正:2023年7月10日午後9時20分 Natureより「Nature Remo E」の値下げ方法について変更あり(セール対象ではなくクーポン付与に変更)との連絡があったため、加筆修正しました。当初告知していた値下げ額に変わりはありません】
プライムデーのセールを利用して、電気代もエネルギーマネジメント製品購入代金もお得にするのはどうだろうか。
自宅にペットがいる場合は、温度センサーと連動して自動的にエアコンなどの家電をコントロールできるスマートリモコンが便利だろう。11日からの本セールには、温度センサーのみを搭載した「Nature Remo mini 2」がセール対象となる。もちろん、外出先からスマホを使って操作して、帰宅時に心地よい室温に整えるといったことも可能だ。
これからのことを考えるのであれば、スマートホーム共通規格であるMatter対応のスマートリモコン「Nature Remo nano」は要注目だろう。Matterをサポートすることで、AlexaやSiri、Googleアシスタントなど好みのAI音声アシスタントと組み合わせられるようになる。
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