2TB SSD「Seagate FireCuda 540」でPCIe 5.0接続の実力を実感した(1/2 ページ)

» 2023年08月15日 17時00分 公開
[王深紅ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 各社から、PCI Express 5.0 x4接続のM.2 SSDが登場し、選択肢が徐々に増えている。今回取り上げる日本シーゲイトの「Seagate FireCuda 540」も、Phison製コントローラーチップ「PS5026-E26」と232層3D TLC NANDフラッシュメモリを採用した高速なM.2 SSDだ。

 ヒートシンクなしで容量が2TBと1TBがラインアップされており、ここではよりスペックが高い前者を取り上げる。

「Seagate FireCuda 540」のパッケージ。容量1TBモデルも用意される 「Seagate FireCuda 540」のパッケージ。1TBモデルも用意される

Fire CudaシリーズにもPCIe 5.0対応M.2 SSDが登場

 Seagate FireCuda 540の主なスペックは下記の通りだ。公称のスペックはシーケンシャル(連続)の読み出しで毎秒1万MB(1TBは9500MB)、書き込みで毎秒1万MB(1TBは8500MB)と非常に高速だ。総書き込み容量(TBW)は2TBが2000TB、1TBが1000TBと、先日取り上げた「Crucial T700」を上回る。なお、保証期間は5年間(または製品のSMARTデータで測定されたバイト数がTBWに到達するまでのいずれか早い方)となっている。

 原稿執筆時の価格は、2TBが約5万円前後、1TBが約3万円前後だった(いずれも税込み、以下同様)。製品保証は5年間で、データ復旧サービスの「Rescue Data Recovery Services」も利用可能(3年間)だ。

Seagate FireCuda 540の主なスペック
容量 1TB 2TB
フォームファクター M.2 2280
インターフェース PCI Express 5.0 x4
プロトコル NVMe 2.0
NANDフラッシュメモリ 3D TLC NAND
コントローラー Phison PS5026-E26
シーケンシャルリード 毎秒9500MB 毎秒1万MB
シーケンシャルライト 毎秒8500MB 毎秒1万MB
総書き込み容量(TBW) 1000TB 2000TB
その他 3年間のRescue Data Recovery Services
保証期間 毎秒5年(制限付保証)
2TBのSeagate FireCuda 540。ヒートスプレッターが装着されている 2TBのSeagate FireCuda 540。ヒートスプレッターが装着されている
こちらは裏面。ヒートシンク付きモデルは用意されていない こちらは裏面。ヒートシンク付きモデルは用意されていない
付属品一覧 付属品一覧。ステッカーやデータ復旧サービス(Rescue Data Recovery Services)の冊子もある

 テスト環境は下記の通りだ。SSDのヒートシンクはマザーボード(ASRock Z790 Steel Legend WiFi)に用意されたものを使い、ケース背面と天面に120mm角のファンを1基ずつ用意した。

 DDR5メモリには「Crucial Pro」シリーズ(DDR5-5600)を使った。マットブラック仕上げのアルミ製ヒートスプレッダが装着されており、Intel XMP 3.0とAMD EXPOのメモリプロファイルに対応することで、マザーボードに4枚のメモリを装着した場合でも動作クロックを落とさずに利用できる。

Crucial T700 DDR5-5600で動作する「Crucial DDR5 Pro」の32GBキット(CP2K16G56C46U5/16GB×2)を利用した。実売価格は1万6000円前後だ
テスト環境
CPU Intel Core i5-13600K(Pコア6基12スレッド/Eコア8基8スレッド)
マザーボード ASRock Z790 Steel Legend WiFi
システムストレージ Logitec LMD-PS5M(2TB/PCIe 4.0 x4対応)
メインメモリ Crucial DDR5-4800(CT16G48C40U5/16GB×2)
グラフィックスカード NVIDIA GeForce RTX 4070
OS Windows 11 Pro(22H2)
SSDのヒートシンクは、マザーボード(ASRock Z790 Steel Legend WiFi)に用意されたものを装着した SSDのヒートシンクは、マザーボード(ASRock Z790 Steel Legend WiFi)に用意されたものを利用した

 それでは、ベンチマークテストでFireCuda 540の性能を見ていこう。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月26日 更新
  1. 攻めの構造と98%レイアウトの賛否はいかに? ロジクールの“コトコト”キーボード「Alto Keys K98M」を試す (2026年02月25日)
  2. テンキーレスの定番「ロジクール MX KEYS mini」が1.3万円で買える (2026年02月24日)
  3. AIツールやショートカットを爆速で操れる「ロジクール MX MASTER 4」がセールで1万7910円に (2026年02月24日)
  4. 画面が伸びる! 勝手に回る! デジタル文房具の未来を拓くLenovoの“変態ギミック”搭載PC 3選 (2026年02月23日)
  5. 羊の皮を被った赤い狼 日常に溶け込む“ステルス”デザインにRTX 5070を秘めたゲーミングノート「G TUNE P5(レッド)」レビュー (2026年02月24日)
  6. エレコムが半固体電池を採用した“次世代モバイルバッテリー”に挑んだ理由 (2026年02月25日)
  7. 路面状況をリアルに再現しタイム向上に貢献するダイレクトドライブのハンコン「ロジクール G RS50 SYSTEM」がセールで8万9490円に (2026年02月24日)
  8. 部屋の換気タイミングを逃さない「SwitchBot CO2センサー」が20%オフの6380円に (2026年02月24日)
  9. 手入れが簡単で吸引力が続く、軽さも魅力な「日立 かるパックスティック PKV-BK3K」が28%オフの3万3800円に (2026年02月24日)
  10. AI故人との対話は「1年」まで?――開発者があえて「卒業」を推奨する理由 (2026年02月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年