ASUSのポータブルゲーミングPC「ROG Ally」のRyzen Z1モデルが9月21日発売 8万9800円予約も受付開始

» 2023年09月18日 10時00分 公開
[井上翔ITmedia]
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 ASUS JAPANは9月21日、ポータブルゲーミングPC「ROG Ally(エイライ)」のRyzen Z1モデル((RC71L-Z1512)を発売する。想定販売価格(直販価格)は8万9800円(税込み)で、9月18日から直販サイト(ASUS Store)などで予約を受け付ける。

 なお、上位モデルに相当するRyzen Z1 Extremeモデル(RC71L-Z1E512)は、6月14日に発売済みだ。こちらの直販価格は10万9800円となる。

Ally ROG Ally

 今回登場するRyzen Z1モデルは、APU(GPU統合型CPU)をRyzen Z1プロセッサとすることによって販売価格を抑えたことが特徴だ。Ryzen Z1プロセッサのCPUコアはZen 3アーキテクチャベースの6基12スレッド(3.2GHz〜4.9GHz)、GPUコアはRDNA 3ベースの4基構成となっており、GPUコアのピーク演算性能は2.8TFLOPSとなっている。

 他の仕様はRyzen Z1 Extremeモデルと同様だ。メインメモリは16GBで、内蔵ストレージはPCI Express 4.0接続(NVMe規格)の512GB SSDを備える。OSはWindows 11 Homeをプリインストールしている。

 ディスプレイはタッチ対応の7型液晶で、スペックは以下の通りとなっている。

  • 最大解像度:フルHD(1920×1080ピクセル)
  • 輝度:最大500ニト
  • リフレッシュレート:最大120Hz
  • 応答速度:7ミリ秒
  • 色域:sRGB 100%、Adobe RGB 75.35%
  • 表示同期:AMD FreeSync Premium対応
  • 保護ガラス:Corning Gorilla Glass Victus(※1)

(※1)本体のスリーブ部はCorning Gorilla Glass DXCを採用

 本体のポート類は、本体上部にROG XG Mobile端子(※2)、USB 3.2 Gen 2 Type-C端子、microSDメモリーカードスロットとイヤフォン/マイクコンボ端子を備えている。USB 3.2 Gen 2 Type-C端子は、USB PD(Power Delivery)による電源入力と、DisplayPort Alternate Modeによる映像出力にも対応する。

(※2)純正オプションの外部GPU付きドッキングステーション「ROG XG Mobile」を接続するために利用

 一体化されたパッド(ゲームコントローラー)は、Xbox コントローラーに準拠する配列となっている。ワイヤレス通信はWi-Fi 6EとBluetooth 5.2に対応する。本体サイズは約280(幅)×111(奥行き)×21.2〜32.4(高さ)mmで、重量は最大で約608gだ。

主な販路とキャンペーン

 本モデルは直販サイトの他、以下の家電量販店/ECサイトでも販売される。

  • Amazon.co.jp
  • エディオン
  • ケーズデンキ
  • コジマ
  • 上新電機(Joshin)
  • ソフマップ
  • ノジマ
  • ユニットコム(パソコン工房)
  • ビックカメラ
  • ヤマダデンキ
  • ヨドバシカメラ

 また、本モデルを購入した上で「#ASUS製品使ってみた」の要領に従ってSNSに製品レビュー(感想)を投稿すると、先着で150人に「ROG Ally Travel Case」(直販価格3980円相当)がプレゼントされる。

ROG Ally Travel Case SNSにレビューを投稿すると、先着150人に「ROG Ally Travel Case」がプレゼントされる

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