ASUS JAPANは9月21日、ポータブルゲーミングPC「ROG Ally(エイライ)」のRyzen Z1モデル((RC71L-Z1512)を発売する。想定販売価格(直販価格)は8万9800円(税込み)で、9月18日から直販サイト(ASUS Store)などで予約を受け付ける。
なお、上位モデルに相当するRyzen Z1 Extremeモデル(RC71L-Z1E512)は、6月14日に発売済みだ。こちらの直販価格は10万9800円となる。
今回登場するRyzen Z1モデルは、APU(GPU統合型CPU)をRyzen Z1プロセッサとすることによって販売価格を抑えたことが特徴だ。Ryzen Z1プロセッサのCPUコアはZen 3アーキテクチャベースの6基12スレッド(3.2GHz〜4.9GHz)、GPUコアはRDNA 3ベースの4基構成となっており、GPUコアのピーク演算性能は2.8TFLOPSとなっている。
他の仕様はRyzen Z1 Extremeモデルと同様だ。メインメモリは16GBで、内蔵ストレージはPCI Express 4.0接続(NVMe規格)の512GB SSDを備える。OSはWindows 11 Homeをプリインストールしている。
ディスプレイはタッチ対応の7型液晶で、スペックは以下の通りとなっている。
(※1)本体のスリーブ部はCorning Gorilla Glass DXCを採用
本体のポート類は、本体上部にROG XG Mobile端子(※2)、USB 3.2 Gen 2 Type-C端子、microSDメモリーカードスロットとイヤフォン/マイクコンボ端子を備えている。USB 3.2 Gen 2 Type-C端子は、USB PD(Power Delivery)による電源入力と、DisplayPort Alternate Modeによる映像出力にも対応する。
(※2)純正オプションの外部GPU付きドッキングステーション「ROG XG Mobile」を接続するために利用
一体化されたパッド(ゲームコントローラー)は、Xbox コントローラーに準拠する配列となっている。ワイヤレス通信はWi-Fi 6EとBluetooth 5.2に対応する。本体サイズは約280(幅)×111(奥行き)×21.2〜32.4(高さ)mmで、重量は最大で約608gだ。
本モデルは直販サイトの他、以下の家電量販店/ECサイトでも販売される。
また、本モデルを購入した上で「#ASUS製品使ってみた」の要領に従ってSNSに製品レビュー(感想)を投稿すると、先着で150人に「ROG Ally Travel Case」(直販価格3980円相当)がプレゼントされる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.