Appleから新型iPhoneの発売と共に、iOSの新バージョン「iOS 17」がリリースされた。強化ポイントは多岐に渡るが、新機能「スタンバイ」がちょっとした注目を集めている。
なお、iOS 17対応のiPhoneはこちらの記事を参照してほしい。
このスタンバイ機能は、充電中のiPhoneを横向きに設置する際に、フルスクリーンでさまざまな情報を表示できるものだ。ベッドサイドやキッチンカウンターなどでの利用を想定しており、いろいろな時計のスタイル、お気に入りの写真、スマートスタックを含むウィジェットを表示するなど、カスタマイズが可能だ。
フルスクリーンのライブアクティビティやSiriの応答/着信など、より大きな通知も表示してくれるので、iPhone 14 Proシリーズ以降の常時表示ディスプレイを併用すれば、離れたところからでも内容を確認できる。
さらにナイトモードでは、スタンバイが暗い場所に適応して時計/写真/ウィジェットを赤いトーンで表示してくれる。充電器はMagSafe以外でも問題ないが、MagSafeを使えばスタンバイはそのMagSafe充電ドックでのユーザーの好みの表示を記憶してくれるのもうれしい。
2023年6月に開催されたWWDC23において、このスタンバイ機能を紹介した映像に利用されていたスタンドが、Twelve Southの「Forte for iPhone with MagSafe」だ。製品としては2021年に「Twelve South Forte for iPhone 12」の製品名で登場し、その後現在の名称に変更されている。
パッと見は純正品かと思うほどシンプルな製品だが、現在はApple Storeの他に、Amazonでも販売されている。
価格は6200円(税込み、以下同様)で、秋葉原にある秋葉館では5500円で販売中だが、別途送料が必要だ。
Twelve SouthのMagSafe充電器固定スタンド「Forte for iPhone with MagSafe」のパッケージ。Amazonで筆者が購入したときは6200円だったが、ちょくちょく売り切れになるようなので、購入の際は出荷元と送料の確認をキチンと行った上で進めてほしいでは早速、使って見よう。
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